親孝行しないのは、人として金魚以下? グローバルエリートxスーパー高校生子育て談義

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「今でしょ」より「スクランブル発進でしょ」

ムーギー: 「スクランブル発進」、これ流行らそうと思ってコラムで何回か使ってんねんけど、全然流行らなくてね。流行語大賞にいつノミネートされるかなと思ってんねんけど、だーれも使ってへん。君もがんばって流行らせてくれへんか?

Tehu: 今年はとりあえず「今でしょ」に加担します。

ムーギー: いやいや、何が「今でしょ」や。「スクランブル発進」でしょ。「スクランブル発進でしょ」って流行らへんかな。

Tehu: 流行ったら、それはムーギーさんの影響じゃなくて、純粋に国家間の緊張が高まっているんだと思います。

ムーギー: そうかそうか。じゃあ、話を戻して教育論をまとめるとやな、やっぱり子どものときのお母さんの接し方と努力させる教育がどれだけ大切か。人が明るく前向きになるには、何か自信のある分野をつくることが大切やと。

結局、いろんなことを子どもにやらせて、子どもが好きでやりたいことを伸ばしてやるのが、親の教育で一番大事やと。

Tehu: そうです。

グローバルエリートは超マザコン

ムーギー: 君、マザコン?

Tehu: マザコンじゃないです。

ムーギー: そこはオレとちょっと違うな。このグローバルエリート、超マザコンやで。むしろ「マザコン」っていう言葉がおかしくて、一番お世話になったお母様に恩返しせずに何が人の人生やと。それは禽獣以下でしょ、間違いなく(*グローバルエリート注釈:テープ起こしの記載が“金魚以下”と聞き間違えられていて、一人これをチェックしている上海で苦笑い。なんやねん、その“金魚以下の人間”って・・・)。

だいたい世の中の人、みんな後悔するわけや。「親孝行したいときには親はいず」とかな。オレは子どものときから、どんな人生おくって、どんな後悔しても、この後悔だけはせえへんでと思ってたわけ。だからもう、めちゃくちゃ親孝行しとるで。母親からはアリガタ迷惑がられているけど。

──素晴らしい。

ムーギー: これで2000「いいね!」ちゃうか? ここで対談、終わらせて“感動のフィナーレ”にしとこ!

──最後に写真撮影させてください。2人合わせて200キロの。

ムーギー: OK、OK。君、グローバルエリートポーズ、よろしく。

Tehu: (笑)グローバルエリートポーズ。

ムーギー: これから儲かったら連絡ちょうだいや。儲からへんかったら連絡いらんで。

Tehu: 最悪や(笑)。 

(撮影:尾形文繁) 

東洋経済オンライン編集部

ベテランから若手まで個性的な部員がそろう編集部。編集作業が中心だが、もちろん取材もこなします(画像はイメージです)

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