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土砂災害防止に有効な
SEEEグラウンドアンカー工法

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 日本は国土の約7割が山地で、地形・地質的に崖崩れや地すべりなどの土砂災害が発生しやすい。特に近年では、温暖化による気候変動を受け、集中豪雨やゲリラ豪雨などが頻発しており、土砂災害は発生件数が増えているだけでなく、大規模化する傾向もみられている。一昨年9月、台風12号の豪雨に起因して、紀伊半島各県に土石流や土砂崩れが多発し、激甚な被害が生じたことを記憶している人も少なくないだろう。土砂災害防止法に基づく土砂災害警戒区域等は、今年5月末で約31万カ所にも上っている。
 こうした状況を鑑み、国土交通省も土砂災害防止策の強化に乗り出している。そこで注目されているのが、地中の岩盤層と地表面とを高強度の鋼線で結び、その緊張力で地盤を補強するグラウンドアンカー工法だ。この工法は、これまでにも山の斜面や道路の法面などに用いられ、実績を挙げてきた。


 また、近年、グランドアンカー工法の有効性が広く認知される一方で、維持管理のあり方も重要視されている。昨年の中央自動車道の笹子トンネル事故で、社会基盤の維持管理への関心が高まったためだ。土砂災害防止にグラウンドアンカー工法を選択する場合にも、将来の維持管理の簡便さが求められている。斜面は、降雨などにより地盤が不安定化することで、アンカーの緊張力が緩んだり、不足したりする場合があるため、施工後も緊張力を容易に調整できる工法が望ましい。

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