アラサー女子の恋愛が「結婚前提」とは本当か 30代前半男女が今の恋人と結婚したい率は?

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未婚化・晩婚化が進む現在ですが、いわゆる「お年頃」を迎えるアラサー男女の恋愛・結婚観にはいったいどのような傾向が見られるのでしょうか(写真:tkc-taka / PIXTA)
明治安田生活福祉研究所が行なった「男女交際・結婚に関する意識調査」の結果から、25~34歳のアラサー世代の結婚についての意識と実態を3回に分けてご紹介します(本記事は第1回)。
直近の2015年の調査によれば、平均初婚年齢は夫が31.1歳、妻は29.4歳と、ちょうど結婚というライフイベントに直面する年代です。男女交際・結婚への意識をめぐって、いったい、どのような傾向が見られるのでしょうか。
※なお、本稿では「アラサー」を「20代後半」(25~29歳)および「30代前半」(30~34歳)と定義します。

「交際する際に結婚を意識しない」人の割合とは?

25~34歳の男女に対して、交際と結婚の関係をどのように考えているかたずねたところ、結婚を少しでも意識している人(「交際する際には将来結婚することも考える」+「結婚したいと思える人としか交際しない」)の割合は、20代後半で男性75.1%、女性82.6%となり、30代前半も20代後半とほぼ同水準となっています。

一方、「交際する際に結婚のことはまったく意識していない」割合は、男性の約4人に1人(20代後半で24.9%、30代前半で25.0%)、女性は約6人に1人(20代後半で17.4%、30代前半で17.7%)となっています。

ただ、以上は回答者の恋人の有無を問わない調査です。実際に恋人がいる人は、その恋人との結婚をどのように考えているのでしょうか。

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