最新!就職に強い大学ランキングトップ300

「実就職率」が高い金沢工大、福井大、芝浦工大

芝浦工業大学は、東京都内の大学で第2位、卒業生2000人以上の大学でトップの就職率となった。卒業生の多い大学では工業系大学の強さが目立つ (撮影:風間仁一郎)

2017年卒の各大学の就職状況が判明してきたが、大学生の就職は今年も好調だ。

景気回復から売り手市場が続いており、特に文系学部の卒業生の就職が改善され、就職率はアップしている。これが入試にも影響し、文系学部人気がここ3年続く。文系学部の人気が高く、理系学部の人気が低い、“文高理低”の学部選びに変わった。

実就職率の全体平均は87.8%まで上昇

高校でのキャリア教育が進んだこともあって、就職を考えながら、大学・学部を選ぶ傾向が当たり前になってきた。今年、昨年よりも志願者が増えた学部は、社会、経済、経営、商など文系学部の伸びが大きい。このように就職が学部志望動向に影響するようになり、注目度が高まっているのが「実就職率」だ。

大学通信は毎年、医学部と歯学部の単科大を除く全大学に、就職状況アンケートを実施している。今年は現段階で568校から回答を得た。

一般的に就職率というと、就職者数を就職希望者数で割って算出したもの。政府の統計もこの就職率を使っている。しかし、これだと就職希望者数が卒業生数よりはるかに少ない場合など、就職者が就職希望者を上回ることもある。率に換算すると100%を超えるケースも出てくる。そこで実就職率として、就職者数÷(卒業者数―大学院進学者数)×100で算出したデータを使い、その中で卒業者数が100人以上で、実就職率が高い順に並べたのが、4ページからのランキングだ。

今年の卒業生の実就職率は、全体平均が87.8%となり、前年を1.5ポイント上回っている。2008年秋に起きたリーマンショックによって、企業の採用に最も大きく影響したのは、2010年卒業の大学生。就職氷河期といわれたこの年、実就職率は74.4%にまで落ち込んだ。今年は2010年と比べて13.4ポイントも上がる結果となっている。

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