イギリス、2040年「ガソリン車禁止」の衝撃 フランス、ドイツ一部都市でも同様の動き

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 7月26日、英国のゴーブ環境相(写真)は、ガソリン車とディーゼル車の新規販売を2040年から禁止すると正式発表した。ロンドンで6月撮影(2017年 ロイター/Phil Noble)

[ロンドン 26日 ロイター] - 英国のゴーブ環境相は26日、ガソリン車とディーゼル車の新規販売を2040年から禁止すると正式発表した。

与党・保守党は6月の総選挙前に、「ほぼ全ての自動車とバン」のゼロエミッションを2050年までに実現すると公約しており、今回の措置はその計画の一環。

最近ではフランス政府も同様の禁止措置を発表したほか、ドイツの一部都市も一部ディーゼル車を対象に禁止措置を検討中と明らかにしている。

ゴーブ環境相はまた、汚染のひどい道路にディーゼル車が乗り入れるのを制限するスキームを推進するため、近いうちに地方当局向けに2億ポンド(2億6000万ドル)を拠出するとした。

業界のデータによると、英国では今年上半期に電気自動車とハイブリッド車の販売が約30%増加したものの、新車登録に占める割合は5%未満にとどまっている。

英自動車工業会(SMMT)のマイク・ホーズ最高経営責任者(CEO)は、そうした自動車の購入を促すためには消費者向けのインセンティブが必要だと述べた。

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