人生100年時代に「勝ち組」になる方法

いま高収入・高スキルな人こそ知るべきこと

日本では超長寿社会が到来し、「人生100年時代」が現実のものになろうとしている。これまでのように60歳で定年し引退するという雇用慣行も変化するだろう。働き方のみならず、多様なライフステージの時代になりそうだ。いま高収入・高スキルな人も、将来にわたりそれが保証されるわけではない。これからの資産形成についての問題なども含めて、見つめ直すべき時が来ているのだ

平均寿命は年々延び「人生100年時代」が到来

国立社会保障・人口問題研究所は2017年、約50年先までの日本の人口と年齢構成を、1年ごとに推計する『日本の将来推計人口』を発表した。そのデータには、日本の超長寿化がさらに進むことが示されている。平均寿命は、2015年現在、男性80.75年、女性86.99年だが、2065年には、男性84.95年、女性91.35年となるという。

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すでに世界トップクラスを誇る、日本人の平均寿命。今後もゆるやかに延び続ける見込みだ
ここで注意すべきは、この数値はあくまでも「平均」であることだ。たとえば30歳の男性がこの数値を見て、「平均年齢が80.75年なら、自分はあと約50年生きる」と考えるとすれば正しくない。というのは、平均寿命とはその年に生まれた赤ちゃんが何歳まで生きるかという平均余命だからである。現在それ以上の年齢の人であれば、さらに寿命は長くなる。まさに「人生100年時代」が到来しつつあるのだ。

「人生100年時代」の働き方・生き方が問われる

日本ではこれまで、60歳で定年を迎えた後は引退して年金生活をするというのが一つのモデルパターンだった。だが、その常識も崩れつつある。一つの理由は公的年金の財源不足だ。給付水準は減少し、支給開始年齢は引き上げられてきた。また、再雇用制度などを利用して仮に65歳まで働いたとしても、人生100年時代には、30年以上のセカンドライフを過ごすこととなる。こうしたことから、最近では、どのように生きていくべきかといった話題が注目を集めているのだ。

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