徒競走でヒーローになる!たった3つのコツ

岡崎慎司が実践した「鈍足克服」トレーニング

足が速くなるための3つのポイントとは?
足が速くなりたい――。
子どもの頃、そんな思いを抱いた記憶のある人は多いのではないだろうか。男子の場合、足が速いだけで女子にモテてしまうという不思議な現象もあるくらいだから、競争相手に競り勝ってゴールする姿は、まぶしいくらい光り輝いて見えるものなのだろう。
世界で活躍するプロサッカー選手であれば、小さな頃からほかを圧倒する運動神経を持ち、足も抜群に速かったのだろうと想像しがちだ。
しかし日本代表で歴代3位のゴール数を誇る岡崎慎司は、真逆の存在だったという。そんな彼が自身も実践した、足が速くなるための3つのポイントを公開してくれた。

足が遅くてコンプレックスを持っていた

サッカー選手を長年やっていると、子どもたちからプレーについてさまざまな質問を受けます。その中で「足が速くなるためにはどうしたらいいですか?」と聞かれることがあります。僕は相手よりも速くゴール前に飛び込んでボールに触るプレーを得意としているので、もともと足が速かったと思われているようです。でもそれはまったくの逆です。僕はもともと足が遅いことに、大きなコンプレックスを持っていました。

小学生時代、運動会でリレーの選手をやったこともあり、自分は足が速いのかなと思っていました。しかし6年生のころ、スポーツテストで50メートル走を計ったときに、スポーツをほとんどやっていなかった子と同じタイムでゴールし、ものすごく大きなショックを受けました。これだけサッカーをやって、毎日のように走り回っているのに、いったいどうしてなんだろうと真剣に悩みました。そのときから、足が速くなるために、サッカーの全体練習後や時間のあるときに、1人で20メートルほどのダッシュを繰り返していました。当時は、ダッシュの本数を増やせば、そのうち足が速くなるだろうと考えていたからです。

しかし、それでも一向に足が速くなりませんでした。足が遅いのが恥ずかしかったので、中学や高校の体育の時間に、50メートルや100メートルのタイムを計るときには、わざとフライングぎみに走ったり、笑いながら走ったりして、足が遅いことを必死にごまかそうとしていました。だから体育祭や記録会は大嫌いでした。

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