閉塞経済-金融資本主義のゆくえ 金子勝著

閉塞経済-金融資本主義のゆくえ 金子勝著

市場を重視して政府の規制は二次的な「新古典派総合」が、現代の経済理論の主流。それを「根底から疑わなければならない」とする経済学者による新経済学試論。

金融市場が過度に肥大した今の「金融資本主義」経済の下では、サブプライム問題のようなバブルの破裂は必然的に起こる。しかし、経済学はバブル繰り返しの病理解明や市場の規律に役立たず、危険な投機を助長。また「構造改革」と「規制緩和」が日本で追求されたものの、新たな成長分野を育てずに格差と社会混乱を生んだだけ。そして、閉塞を抜け出すためには、平等や正義を重視する新たな経済学の構築を呼びかける。それは「異端にこそ真理」があるとして「分配」に注目。

ちくま新書 714円

Amazonで見る
楽天で見る

関連記事
Topic Board トピックボード
人気連載
Trend Library トレンドライブラリー
  • コメント
  • facebook
0/400

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

Access Ranking
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • いいね!

※過去48時間以内の記事が対象

※過去1ヵ月以内の記事が対象

※過去1ヵ月以内の記事が対象

※過去1ヵ月以内の記事が対象

※週間いいね数のランキングです。

トレンドウォッチ
朴槿恵大統領の罪と罰

韓国検察は朴大統領を同国憲政史上初めて立件した。親友を不当に国政へ介入させた容疑だ。支持率は史上最低の1ケタ、政権はもはや死に体。対日関係は再び不安定化するのか。