30歳目前の中村アンが抱える「苦悩」とは何か

「今、気持ちがとても揺れ動いています」

「初めてのひとり暮らしは目黒。思い入れはやっぱり強いです」

数々の雑誌の表紙を飾る人気モデルである一方、最近では立て続けにドラマ出演。

中村アンはどこへ行く?と本人にぶつけると分岐点を迎える女性の本音が聞こえてきた。

「私にとって目黒は思い出の街」

「東京カレンダー」(運営:東京カレンダー株式会社)の提供記事です

目黒を特集した「東京カレンダー」7月号撮影のため、中村アンさんと待ち合わせしたのは東京・目黒川のほど近く。当日はあいにくの雨降りだったが、彼女が姿を見せた途端、そのトレードマークとも言えるとびきりの笑顔によって現場はたちまち華やいだ。

「私にとって目黒は思い出の街。20代前半の頃、ここでひとり暮らしを始めたんです。桜の時季になると目黒川沿いを散歩したりして……そうだ、権之助坂にある焼き鳥屋には度々出かけました。ひとりで気軽に入れるお店も多くて、住み心地が良かった」

そうして、中村さんはまた笑った。思わず見とれてしまうほど伸びやかな笑顔だったので、その印象をストレートに伝えると、「旅のおかげかもしれない」と彼女は言った。

「この数年間、頑張って働いてきたご褒美にと10日間のお休みをいただいたので、ニューヨークへ行ってきたんです。毎日1万歩以上歩いてさまざまな刺激に触れて、その結果、今の自分に足りないものが見えたような気がする。すごく意味のある時間になりました」

今の自分に足りないもの――中村さんの発言はどことなく意味深で、その真意を確かめたくなったが、思い直して、まずは敢えて別の質問をぶつけてみることにした。それは「『中村アン』は、この先、どこへ行くのか?」というものだ。

次ページ「私がここにいて本当にいいんだろうか」
関連記事
トピックボードAD
人気連載
トレンドライブラリーAD
  • コメント
  • facebook
0/400

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • いいね!
トレンドウォッチAD
どん底からの回復劇<br>マクドナルドの組織改革

2014~15年度に赤字に陥った日本マクドナルドHD。17年度は最高益の見通しだ。逆境下で指揮を執ったサラ・L・カサノバ社長に聞く。「きっかけは女性マネジャーからのメール」。