ソフトバンク、絶好調決算の先にある"金脈"

これからゴールドラッシュが始まる?

説明会では、2年前に披露した「金の卵を産むガチョウ」論を蒸し返した(撮影:今井康一)

5月10日、ソフトバンクグループ(以下ソフトバンク)が2017年3月期決算を発表した。売上高は8兆9010億円(前期比0.2%増収)と前期並みだったが、営業利益は1兆0259億円(同12.9%増益)、最終利益(親会社に帰属する当期利益)は1兆4263億円(同200.8%増益)と大幅増益だった。

米スプリントの業績が改善

営業増益を牽引したのは米通信子会社スプリントだ。円高で218億円目減りしたのにもかかわらず、ネットワーク費用などのコスト削減が奏功し、営業利益は前期615億円から1864億円と約3倍になった。

「ソフトバンクはわずか36年で1兆円を超えた」。孫社長は得意気だった(撮影:今井康一)

孫正義社長は「営業利益1兆円超えは国内企業でNTTグループとトヨタ自動車とソフトバンクの3社のみ」と説明。

「創業から1兆円超えまでトヨタは65年、NTTは118年かかったが、ソフトバンクはわずか36年で超えた。しかも純益で1兆円超えは国内企業でトヨタとソフトバンクだけ」と語った。

一方で「感動のようなものが不思議と全然ない。達成感がないのはなぜなのだろうと考えたら、1兆円、2兆円は通過点に過ぎないからだ」とも話していた。

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