日本のグローバル教育への関心が今、高まっている。
東京五輪・パラリンピックが行われる2020年はその転換点になりそうだ。この年から、小学校5年生と6年生の英語が教科化され、大学入試では、大学入試センター試験に変わって導入される「大学入学希望者学力評価テスト(仮称)」の英語科目で、「読む」「書く」「話す」「聞く」の4技能がより問われることになる。
小学校から大学までグローバル教育が浸透
文部科学省主導のグローバル教育の政策は、だいぶ前から進められてきた。グローバルリーダー育成を目指すスーパーグローバルハイスクール(SGH)の指定や、スーパーグローバル大学(SGU)を37校選定したスーパーグローバル大学創成支援事業が、2014年から始まっている。
各大学もグローバル人材育成に向けた取り組みに力を入れているが、高校教諭の目にはどう映っているのか。大学通信は毎年約2000の進学校の進路指導教諭にアンケートを行っている。その中で「グローバル教育に力を入れている大学」についても聞いている。その結果をまとめたのが、今回のランキングだ。5校連記で記載してもらった大学名に対し、最初の大学を5ポイント、次を4ポイント、以下順に3ポイント、2ポイント、1ポイントを割り当てて集計、ポイントの多い順に並べた。
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