「日本でのカジノ投資、最大100億ドル想定」 米ラスベガスサンズCEOが、また言明

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 2月21日、米リゾート大手ラスベガス・サンズ(LVS)のCEO兼会長、シェルドン・アデルソン氏は、都内で開かれた機関投資家向け説明会で、日本でカジノが完全に解禁になり運営に関わることになれば、投資規模は「最大100億ドルはかかるだろう」と述べた。写真はラスベガスで2014年11月撮影(2017年 ロイター/Steve Marcus)

[東京 21日 ロイター] - 米リゾート大手ラスベガス・サンズ(LVS)<LVS.N>の最高経営責任者(CEO)兼会長、シェルドン・アデルソン氏は21日、日本でカジノ運営が完全に解禁になり運営に関わることになれば、設立にかかるコストは最大100億ドルに上る可能性を示した。

都内で開かれた機関投資家向け説明会で述べた。

アデルソン氏は、建設費用がどうなるか「まだ調べていない」と述べた上で、シンガポールのマリーナベイ・サンズの建設に60億ドルかかったことを踏まえると、日本では100億ドルが想定されるとした。

サンズには、それだけの規模の投資をする強固な財務基盤があると強調した。また日本でのロケーションとしては、「アーバンエリア(都市部)がいい」と述べた。

日本でのカジノ解禁を巡っては、統合型リゾート(IR)推進法が成立し、今年末までに別の法案「IR実施法案」が国会に提出される予定。実施法案が可決・成立すれば、日本でのカジノ運営が完全に解禁されることになる。

(江本恵美)

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