女も男も「若さ」を価値に置く風潮にモノ申す

楽しそうにしてる人が、結局いちばんモテる

どうやって年齢を重ねていったらいいのか、わからないひとたちへ
「女性は若いに限る」――。
日本で蔓延するこの価値観。当の女性たちは、若さ至上主義の社会にどのような思いを抱いているのだろうか? 女性たちに美人に見えるテクニックを説いた『赤い口紅があればいい』が話題のシンガー・野宮真貴氏と、『女の甲冑、着たり脱いだり毎日が戦なり。』で女の屈託を鋭くえぐったジェーン・スー氏が、「女」と「年齢」をテーマに語り合った。

東京オリンピックで世界に見せたい日本の成熟した女性

ジェーン・スー(以下、スー): 先日、ビルボード東京での野宮さんのライブにお邪魔したとき、野宮さんがステージでおっしゃっていた「『東京は夜の七時』を東京オリンピックの開会式で歌いたい」という一言がズキューン! ときたんですよ。野宮さんは今、おいくつでいらっしゃるんでしたっけ?

野宮真貴(以下、野宮):56歳。2020年に還暦です。「野宮真貴、渋谷系を歌う。」というライブを4年続けていて(今年はまず2月11、12日に開催)毎回最後に「還暦まで歌う」とごあいさつをするんですけど、パラリンピックで流れた「東京は夜の七時」を聞いて、2020年に東京オリンピックで歌えたらいいなってふと思ったんです。

スー:そもそも、野宮さんはリオ・パラリンピックの閉会式で、「東京は夜の七時」が流れることをご存じなかったという(笑)。

野宮:全然知らずに閉会式を見ていたら、「あれ? なんか聞き覚えが……」って。

スー:自分の曲(笑)! もちろん、若くてかわいい、フレッシュさが売りのポップシンガーがパフォーマンスをするのも見てて楽しいんですけど、海外のオリンピックの開会式ではそうではない女性もたくさん出ているのがうらやましかったんです。

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