年賀状を元旦以降書く人が押さえるべき知恵

出し忘れには気遣いの「一言」を添えよう

年末忙しくて元旦に間に合わせられなかったあなたへ(写真:YsPhoto / PIXTA)

2017年元旦、ポストを開けると、上司や部下、旧友や仕事仲間から、たくさんの年賀状が届いています。メールやラインなどがコミュニュケーションの主流になったとはいえ、やはりお正月に年賀状をもらうとうれしいものです。年賀状を見ながら、

「相変わらず、忙しそうだな」

「しばらく会っていないけれど、元気で何より」

「あいつ、結婚したんだ」

「今年もいい仕事をしよう」

などと、一人ひとりに思いを馳せるのは、お正月ならではの楽しみといえるでしょう。

しかし、年賀状を出していない人や、これまで一度も年賀状のやり取りをしていない人から届いた場合には、「年賀状を出していなかった……」などと、困惑することもあるはずです。年賀状を遅れて出すという事自体、気まずいなと思ってしまうかもしれません。

だからといって、そのまま放っておくのは、失礼になります。年賀状を出していないことに気づいたら、一般的には松の内(一月七日まで)に届けられれば、年賀状として返信します。松の内に間に合わなければ、「寒中見舞い」を送るのが礼儀です。

いずれにしても、年賀状の発送が遅れた理由を、延々と書く必要はありません。いただいた年賀状に対するお礼の気持ちを、添えればいいのです。拙著『心が通じるひと言添える作法』では、最低限のマナーを押さえながら、簡単に、楽しく、相手に想いを伝える「ひと言添えの作法」を解説していますが、これは年賀状の返信などでも使える効果的なテクニックといえます。

何気ないけれど、心が通う「ひと言」を伝えたい

たとえば、堅実なひと言には

・謹んで新年のお慶びを申し上げます
・ご丁寧な年賀状をありがとうございました
・お健やかに新年を迎えられましたご様子、心からお喜び申し上げます

相手を気遣うひと言には

・まだまだ寒い日が続きますので、ご自愛ください
・今年も○○様のご活躍を、楽しみにしております
・幸多き年となりますよう、心よりお祈り申し上げます

と、添えるのがいいでしょう。ただし、元旦に年賀状を書くわけでなければ、年賀ハガキの最後に「2017年 元旦」と書くのは、慎んだほうがいいでしょう。明らかに体裁をつけた印象になり、礼儀を重んじる方にとっては、好ましいといえないからです。

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