中国空母「遼寧」が南シナ海入り 南西に向かって航行

拡大
縮小
 12月26日、台湾国防部は、中国軍の空母「遼寧」を中心とした艦隊が同日午後、南シナ海で台湾が実効支配する東沙諸島の南東海域を通過し、南西に向かって航行していると明らかにした。写真は中国国旗、2015年10月北京で撮影(2016年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

[台北 26日 ロイター] - 台湾国防部(国防省に相当)は、中国軍の空母「遼寧」を中心とした艦隊が26日午後、南シナ海で台湾が実効支配する東沙諸島の南東海域を通過し、南西に向かって航行していると明らかにした。

国防部報道官は、台湾の戦闘機がスクランブル発進したかどうかや、潜水艦が配備されたかどうかには言及せず、「(状況を)引き続き監視し把握する」と述べた。

中国は定期的な訓練だとしており、中国共産党機関紙・人民日報傘下の有力国際情報紙、環球時報は、空母の戦闘能力の高まりを示すものだと伝えている。

*写真を差し替えて再送しました。

関連記事
トピックボードAD
政治・経済の人気記事
トレンドライブラリーAD
連載一覧
連載一覧はこちら
人気の動画
日本の「パワー半導体」に一石投じる新会社の誕生
日本の「パワー半導体」に一石投じる新会社の誕生
猛追のペイペイ、楽天経済圏に迫る「首位陥落」の現実味
猛追のペイペイ、楽天経済圏に迫る「首位陥落」の現実味
ホンダディーラー「2000店維持」が簡単でない事情
ホンダディーラー「2000店維持」が簡単でない事情
TSUTAYAも大量閉店、CCCに起きている地殻変動
TSUTAYAも大量閉店、CCCに起きている地殻変動
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
会員記事アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
トレンドウォッチAD
東洋経済education×ICT