日本ユニシス

社会のため、企業のため、日本ユニシスの
「ビジネスエコシステム」が拡大中

拡大
縮小

TOPINTERVIEW
社員一人ひとりの夢を出発点に
新たなビジネスに取り組む

日本ユニシス
代表取締役社長
平岡 昭良

ビジネスエコシステムを推進していくためには、これまで当たり前に存在していた企業の風土や文化を見直す必要があります。私たちの場合はまず自由な発想を持ち、事業を作り出していいという雰囲気づくりから始めました。すると社員一人ひとりが自分事として夢を抱き、良い意味での妄想を描くようになった。この妄想こそが新たなビジネスの出発点だと私たちは考えています。

ある社員はこれからの社会で電気自動車の普及は間違いないと考えました。しかし、そのためには充電スタンドが必要であり、その仕組みも旧来のガソリンスタンドとは異なり利用状況や予約の手続き、決済などがオンライン上で行えるネットワーク型の必要性があると考えたのです。そこでひとつの星が生まれました。

ここで考えることを止めてしまっては星が一つのままですが、この仕組みを応用することで民泊やカーシェアリングのプラットフォームなどに応用できることが分かると新しい星が見つかります。こうして星と星をつなげて星座にしていくことで、小さく産まれたエコシステムが徐々に大きなものへと進化していくのです。電気自動車向けのネットワークスタンドの提供から始まった妄想はシェアリングエコノミーと結びつき、現在ではエネルギーマネジメントまで取り組んでいます。その先にチャレンジしているのは再生可能エネルギーを供給する試み。このようにアメーバ状にビジネスが増殖していく面白さが、ビジネスエコシステムの醍醐味です。

同じ志を持つ企業と共に
活力ある社会を目指したい

ビジネスを始めるときは必ず何かを作り、それが失敗したとしても作ったものは残っています。そうして生け簀に入れて置いたものが後々になってプラットフォームの部品になったり、ほかの星を見つけたときに連携できたりする。仮に赤字撤退したとしても、知財として今までの取り組みは残っている。いわば失敗を繰り返しながらもR&Dを進めているのです。ですから社員には「うちの会社に無駄なことは一つもない、何かやったら必ず何か残るんだ」という気持ちでチャレンジしていこうと呼びかけています。失敗を恐れる必要はまったくない、いまチャレンジしているものだけが未来を変えられるんだと。

変化の激しいビジネス環境の中でいかに自社のコアビジネスを再定義するか、イノベーションを創出していくかはすべての経営者に突きつけられた課題だと思います。私たちも悪戦苦闘しながら日々チャレンジを繰り返していますが、こうした課題は一社だけで解決できるものではありません。

ですからぜひ志を共にする企業の方と一緒になって、さまざまな社会課題を解決していきたい。もちろんベンチャー企業の方々も大歓迎ですので、ぜひビジネスエコシステムを通じて共にチャレンジを続け、再び活力のある社会を目指していければと思います。
 

お問い合わせ
日本ユニシス
東京都江東区豊洲1-1-1
 03-5546-4111
 https://www.unisys.co.jp/
関連ページ
ビジネスエコシステムで
社会課題を解決するための
情報サイト
https://businessecosystem.unisys.co.jp/