「快適度」は長久手が昨年に続きトップに
「快適度」は長久手市(愛知)が1位で、昨年に続き2年連続のトップとなった。
長久手市は、名古屋市の東部に隣接する面積21平方㎞の小さな市だが、名古屋市のベッドタウンとして都市化が進み、人口の増加も続いている。2005年の愛知万博「愛・地球博」開催に合わせた都市基盤や環境整備などが進み、また東部丘陵線「リニモ」が完成し、名古屋市営地下鉄と接続されたことで、交通の利便性が上昇。その結果、2006年以降は転入人口が急増し、それに伴う住宅の建設が進んだことが寄与している。
2位の美濃加茂市(岐阜)は前回4位から2つ順位を上げた。名古屋市や岐阜市から30㎞圏にあり交通至便なことに加え、市内および隣接する可児市に工業集積があることから、人口の流入が続いている。「転入・転出人口比率」で昨年の41位から22位へと順位を上げたことが大きく貢献した。ただ、2013年3月末にソニーイーエムシーエスが撤退したことから、来年の順位への影響が注目されるところだ。
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