ジーエヌリサウンドジャパン

"耳"までスマート化の流れがやってきた

ジーエヌリサウンドが牽引する「スマート補聴器」とは?

iPhoneに代表されるパーソナル端末から、需給の情報解析で効率化を図るエネルギー制御まで、ありとあらゆるもののスマート化が加速する現在。特に個人が利用する製品の多くは、画面など視覚的表現に依拠したものが大半だが、聴覚の領域においてもスマート化を果たした製品が誕生している。ジーエヌリサウンドが2014年に開発した「スマート補聴器」がそれだ。

「スマート補聴器」は2014年に生まれた

ジーエヌリサウンドは、補聴器業界で世界トップクラスのシェアを誇るデンマークメーカーだ。逆位相のハウリング抑制技術をいち早く導入するなど、常に先進技術を積極採用しており、業界のリーディングカンパニーとして知られている。

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高齢社会の日本において、補聴器の需要は年々高まっている。

そのジーエヌリサウンドが2014年5月に、アップルと共同で開発した補聴器「リサウンド・リンクス」を発売した。補聴器としての通常の機能に加え、Bluetooth接続によるiPhoneからの音声・音楽転送や、専用アプリによる各種設定の即時調節など、スマート化によって新たな機能を搭載し、補聴器の新しい方向性を指し示した。同製品は、スマート化していない前器種に比べ150%増という初動売り上げを記録。その後、競合企業からもスマート補聴器が発売され、現在では主要メーカーのおよそ半数が同様の製品を取り扱っているが、パイオニアであるジーエヌリサウンドは優れた機能と幅広いラインナップで圧倒的な存在感を放っている。

日本の補聴器使用率は、わずか14.1%にすぎない

ジーエヌリサウンドジャパン株式会社
マーケティング部部長
池田慶弘

その日本支社であるジーエヌリサウンドジャパンが、10月4-7日に開催されたアジア最大級の最先端IT・エレクトロニクス総合展「CEATEC JAPAN 2016」に初出展した。同社マーケティング部部長の池田慶弘氏は、出展の主たる目的を「認知度の向上」にあると話す。「まだまだスマート補聴器をご存じの方は少ないですし、他国に比べ、日本は難聴や補聴器に対する理解も深まっていないと考えています」

一般社団法人日本補聴器工業会が発行した「補聴器ファクトブック」によると、日本の補聴器使用率は14.1%であり、同じ先進国であるアメリカ24.6%、フランス30.4%、イギリス41.1%、ドイツ34.0%と比べると著しく低い。補聴器の必要性を軽視していたり、「ハンデのある人が使う特別な器具」といった誤ったイメージの蔓延があるのではないかと疑われている。

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