坪30万円からの
物流施設向けシステム建築新商品

新日鉄住金エンジニアリング

2階建て物流施設の選択肢が増えた

物流施設の新たなニーズに対応するため、新日鉄住金エンジニアリングが2階建物流施設向けに、コスト競争力のある新商品を開発した。建築・鋼構造事業部建築営業部長の大神健嗣氏が語る。

「今後、圏央道周辺で見込まれる2階建て物流施設への需要に対応するため、システム建築の新商品『NSスタンロジ』を開発しました。大きなポイントの一つとして、当社の大型物流施設で採用している耐震・制振部材『アンボンドブレース』を2階建て建屋に適用し、建物の鋼重量を大幅に削減することに成功した点が挙げられます」。

鉄骨造の建築でコストを抑えるためには一般的にブレース(筋交い)を用いた設計を行うが、2階建ての物流施設ではブレースのサイズが大きくなりコストダウンにはつながりにくい。しかし、同社のアンボンドブレースなら全体の鋼重量を軽くでき建設費を抑えることができるという。また、一般的なブレースは大きな地震では曲がる(座屈する)可能性がある。座屈したブレースは取り替えが必要で、工事中は施設が使えないケースもある。それに対してアンボンドブレースは、座屈しないため大規模な地震がきても継続して施設を使用することができる。加えて同社独自の経済的なグリッド設計や省力化部材の採用により、NSスタンロジは通常の2階建て物流施設と比べて、鋼重量は約15%削減、工期も約1カ月短縮でき、建設費も坪30万円からの建設が可能と試算されている。

システム建築営業室マネジャーの是松辰輔氏が語る。「NSスタンロジは、リーズナブルな価格でありながら耐震性が高いため、大規模な地震でも建物の資産価値を損なわないと、お客様から評価いただいています」。NSスタンロジの開発により、同社では小規模から中規模、大規模まで多彩な物流施設をカバーできるラインナップが完成したと言える。今後、さまざまな顧客のニーズに応えることができそうだ。

「NSスタンロジの引き合いは増えています。今はデベロッパーさんからの問い合わせが多いですが、これからは2階建ての倉庫を計画されている運送業や倉庫業のお客様にもアピールしていきたいと考えています」と是松氏は続ける。

大神氏は「将来的にはBIMをフル活用することで設計から工場での部材制作までを連動させて、工事現場での専門工による施工を極力少なくすることを目指したい」と力を込める。その言葉どおり、新日鉄住金エンジニアリングのNSスタンロジを活用した物流施設が、これから各地に生まれそうだ。

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