新生・村上ファンド その野望と内情 この先、村上氏はどう出るのか?

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あの「村上ファンド」が株式市場に舞い戻ってきた。

1月中旬、不成立に終わったPGMホールディングスによるアコーディア・ゴルフに対する敵対的TOB(株式公開買い付け)。その最終盤で突如、大株主に躍り出た金融会社「レノ」こそが新生・村上ファンドの中核会社だ。150億円超を一気に投じて約2割の株式を握り、買い占め先に書簡を送りつけて自社株買いを迫る──。そのやり口は全盛期を彷彿とさせるものだった。

もっとも、以前とは大きく異なる点がある。かつてならマスコミの前で「ポジショントーク」をまくし立てていた村上世彰氏(53)だが、今は表に出ることはない。数少ない動静としてNPO法人の理事に就任して慈善活動に転身したとの話が伝わった時期もあるが、それは仮の姿だ。

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