日本航空

ビジネスクラスに新シート導入
JAL独自の工夫で、さらにゆったり快適に。

日本航空

日本航空(以下、JAL)は6月18日、ビジネスクラスに新シート「JAL SKY SUITE Ⅲ」を導入した中距離国際線(羽田-バンコク線)を就航させた。同路線に加え、羽田-シンガポール線、ホノルル路線などにも「JAL SKY SUITE Ⅲ」が順次投入される予定。アジアやハワイへの旅がさらに快適になりそうだ。同社に開発の狙いや工夫などを取材した

フルフラット型シート
足元の立体交差なども採用

「スペースに限りがある場合であっても、質の高い空間を実現したいというのが長年のテーマでした。企画に1年、シートメーカーとの共同開発に2年、計3年の時間をかけることで、それが実現しました」と、JALの商品・サービス企画本部 開発部 空港サービス・客室仕様グループ アシスタントマネジャーの西垣淳太氏は振り返る。

新たなビジネスクラスシート「JAL SKY SUITE Ⅲ」が導入された、ボーイング777-200ER型機。中距離国際線においても、JALが目指す「ひとクラス上の最高品質」が体験できる環境が整った

JALではこれまでも「ひとクラス上の最高品質」を目指して、「JAL SUITE」、「JAL SKY SUITE」、などを投入してきた。ただし、これまでは長距離国際線が中心だった。「JAL SKY SUITE Ⅲ」は、同シリーズの最新型で、定評ある快適性を中距離国際線でも実現したものだ。

「JAL SKY SUITE Ⅲ」は、JALが11機保有する国際線ボーイング777ー200ER型機向けの仕様である。ビジネスクラスでは、窓側左右各1席と中央2席の1ー2ー1席配列で、計42席を設置。全席が通路アクセス、フルフラットベッドとなっている。

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ゆとりの足元スペースを確保した、くつろぎの個の空間でビジネストラベルはさらに快適になる(写真上)中央席では、ベッドポジション時に足元を上下にクロスさせる工夫で、奥まで広い空間を実現(写真下)

座席は斜めに配置されていて、特に中央の2席に大きな特色がある。海外の航空会社でも斜め配列のシートを導入している例はある。ただし、ベッドポジションにすると足元が狭くなるという課題があった。「JAL SKY SUITE Ⅲ」ではこれを解決するために、ベッドポジションではそれぞれのシートが上下に移動し、足元が立体交差するようになっている。このため、奥まで広いスペースを確保できるのだ。もちろん、それぞれの足元は壁で仕切られており、隣の席の人と足がぶつかるようなこともない。

大型の専用収納スペースのほか
ビジネスニーズに応える機能が豊富に

「開発にあたって、チームのスタッフは、シートメーカーを何度も訪問し、議論を重ねてきました。とりあえずフルフラットになれば良いというわけでなく、実際に快適に休めるかどうか確かめるために、私も、開発中のシートに一晩寝て調査を行ったこともあります」と西垣氏は語る。

その言葉どおり「JAL SKY SUITE Ⅲ」では、座り心地はもちろん、ビジネスパーソンのニーズに応えるきめ細かな工夫を随所に見ることができる。

たとえば大型の専用収納スペース。ヘッドホンや飲料のペットボトルなどを手軽に収納できる。可動式アームレストの内側にも小物入れがあり、スマートフォンなど身の回りのものを入れておくことができる。ベッドで休むときにも、身の回りがすっきりするだろう。

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