「優秀なのに出世しない人」の不幸グセ4選

考え方を変えないと周りは認めてくれない

客観的に見つめてみましょう(写真:わたなべ りょう / PIXTA)

ついイライラが態度に出ていませんか?

仕事の効率が悪い。上司から日常的に叱られる。同僚や部下から尊敬されていない。イライラした気持ちがつい態度に出る――。あなたの周りにこんな社員はいませんか。あるいはあなた自身の身に覚えはないでしょうか。

私は心理カウンセラーとして企業や官庁での講演を年間300回以上、17年にわたって続け、大勢の方に心理カウンセリングも行っています。その経験から言わせてもらえば、人生においてなぜかうまくいかないことが、ある周期をもってパターン化して繰り返されるか、いつも似たようなシーンでつねにその人の身に起こるのは、潜在的には本人が望んでいるといえます。

拙著『はじめての自分で治すこころの教科書』でも詳しく解説していますが、私はそれを「不幸ぐせ」と名付けており、ビジネスマンの出世に大きく影響しています。公的な機関や民間企業、組織など職場環境はそれぞれ違っていても、特にビジネスマンにはなぜか似たタイプの不幸ぐせが存在します。

「出世したい」「お金持ちになりたい」「幸せになりたい」と口では言っていても、「変わらない」ことのほうが楽だと感じるのが、そういう人たちの特徴。今まで慣れ親しんできた習慣、言動、環境を変えるにはエネルギーが必要ですが、実は願望を実現するための行動に伴う痛みや苦労よりも、自分自身や周囲にできない言い訳をする。居酒屋で同レベルの同僚、または聞いてくれる部下を見つけて、愚痴を言い続けたり、重要な側面で自ら成果が出ない選択をしてしまったりする人生を心の底では望んでいます。

不幸ぐせパターンにもいくつかあり、大きく4つにまとめられます。

① 完璧主義 ②依存性 ③対人過敏 ④自己否定

この不幸ぐせは意外に優秀な人間にも多く、これが原因で出世できないケースもあります。まず①完璧主義のケースを紹介しましょう。

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