この「友情リレー」と呼ばれるチェーンメールは、本当に友人がいなくなると信じて回す子と、真実を知っている子の間でいさかいになることもあります。
また、「バトン」も盛んに回されます。バトンとは、質問がテンプレートになっているもので、自己紹介タイプ、友達の紹介文タイプ、恋愛に関するタイプなどがあります。
答える人を指名したり、見た人は強制的に答える義務を負ったりと、さまざまです。とにかく質問数が多く、100問のロングバトンも珍しくありません。
バトンというとmixiではやった印象がありますが、「スマホにあるいちばん古い画像を張る」という質問は、LINE時代ならではでしょう。
友情の証しを得るために「ブロック大会」開催
「LINEが重くなってきたから」「友達整理したいから」などの理由で行うのが「ブロック大会」です。
「大会」といっても開催するのは本人ひとりだけ。タイムラインで「ブロック大会します!」と高らかに宣言すると、ブロックされたくない友達は指定のスタンプを打ったり、コメントを入れたりします。とはいえ、反応しなかった友達でも、リアルで仲良しならブロックしないなど、あまり厳密ではありません。
要するに、ブロック大会をすることで「私たち、お互いに友情を感じているよね?」という確認を取りたいのです。しかし、それは子供同士でも周知の事実なので、あまり頻繁に行うと「あの子、かまちょでうざいよねー」と批判を浴びることもあります。
そして最近では、ブロック大会の終了宣言もしっかり行われます。「ブロック大会終了!この画像が見えている人はブロックされていません」という画像が投稿されたら、終了の合図です。そして、その投稿を見た友達から、次々に御礼のコメントが。
通訳します。
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