カネカがスマートシティ計画に参加、機能性樹脂や太陽光発電の技術生かす

カネカがスマートシティ計画に参加、機能性樹脂や太陽光発電の技術生かす

電力の需給をリアルタイムに制御して最適化する電力網、スマートグリッド(次世代送電網)。その主要な技術を使って都市全体のエネルギー効率を高度化するのが「スマートシティ」構想である。

スマートシティの実現に向けて動いている「スマートシティプロジェクト」に、化学メーカーのカネカが新たに参加した。9月6日、同時に参加を表明した住友林業も含めて、同プロジェクトへの参加企業は計25社となった。

スマートシティプロジェクトは2009年9月に発足。そのフラッグシップとして「柏の葉キャンパス」(千葉県柏市)プロジェクト(=タイトル横写真は完成予想図=)が、内閣官房の「環境未来都市構想」「総合特区」に採択された。さらに今年4月には宮城県気仙沼市の「エコ水産加工団地」プロジェクトが資源エネルギー庁の「スマートコミュニティ導入促進事業」に採択されている。

カネカは機能性樹脂や太陽光発電システムの技術などを通じて、スマートシティプロジェクトに貢献していく。スマートシティの市場は今後20年間で約4000兆円(累計)ともいわれる規模に育つとの試算もあり、これをどれだけのビジネスチャンスに変えていけるかが問われる。

スマートシティプロジェクトには伊藤忠商事や川崎重工業、清水建設、積水ハウス、東京ガス、日立製作所、三井不動産、三井ホーム、NTTなども参画している。

(武政 秀明 =東洋経済オンライン)

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