メニュー撤去にマクドナルド原田社長が反論 セット商品への誘導は否定

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原田社長は、単品の100円メニューなどよりもセット商品を売るためにカウンターメニューを撤去した、という報道について否定し、「(提供時間を早めるという)お客様のベネフィットのためにやった」としている。

ただ、レジカウンター前のメニューを外してまで、提供スピードを縮めることが顧客満足につながるのかどうか。また、メニューを撤去することで、どの程度提供時間を短縮できたのかは明らかにされていない。

原田社長は、「創業以来41年間続けてきた慣習を数カ月で納得できるか。100点をもらうにはある程度時間がかかるだろう」ともコメント。「今日現在コールセンターへのクレームはゼロ」(原田社長)だが今後はきちんと説明した上で対応していきたいとした。

(撮影:尾形 文繁)

松浦 大 東洋経済 記者

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まつうら ひろし / Hiroshi Matsuura

明治大学、同大学院を経て、2009年に入社。記者としてはいろいろ担当して、今はソフトウェアやサイバーセキュリティなどを担当(多分)。編集は『業界地図』がメイン。妻と娘、息子、オウムと暮らす。2020年に育休を約8カ月取った。

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