小田急百貨店が9月に新宿「ハルク」を改装、スポーツ売り場拡大で差別化図る

小田急百貨店が9月に新宿「ハルク」を改装、スポーツ売り場拡大で差別化図る

小田急電鉄系の小田急百貨店(本社・新宿、非上場)は、9月5日に東京・新宿店の本館に隣接するハルクのスポーツ売り場を、従来の2フロアから3フロアに拡大する。

同社は、ハルクに2002年にビックカメラを誘致。04年にはフィットネス売り場をオープンさせるなど、専門化を進めることで売り場の強化を図ってきたが、その流れを一段と進める。今回の改装費用は約6億円。

ハルクは地上8階、地下3階の構造。従来は1、2階がスポーツ館だったが、地下1階の食品売り場を7月下旬から順次改装、スポーツ売り場とする。働く女性を中心に、ゴルフやランニング、ヨガなどのスポーツを日常に取り入れるライフスタイルが定着しており、そうしたニーズへの対応を強化する。

今回新設する地下1階では、海外マラソン参加ツアーなど、国内外のスポーツを切り口にした旅行品の販売スペースも設ける。

改装後、ハルクのスポーツ売り場面積は従来の1.5倍の4500平方メートルとなる見通し。現在、ハルクのスポーツの売り上げは約55億円で、新宿エリアの百貨店売り場ではトップを誇るという。リニューアルを期に、2012年度には75億円の売り上げを見込む。

同社の業績は前08年度売上高1763億円に対し、営業損失13億円だった。堅調が続くスポーツ売り場を拡充することで、黒字回復を目指す。

(福井 純 =東洋経済オンライン)

関連記事
トピックボードAD
人気連載
トレンドライブラリーAD
  • コメント
  • facebook
0/400

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • いいね!
トレンドウォッチAD
新型機「スイッチ」がヒット<br>任天堂の復活は本物か

任天堂の「Switch(スイッチ)」は発売から半年以上を経ても品薄が続く。開発キーマンを直撃。さらに君島達己社長にもインタビュー。「この業界は天国か地獄。今は天国が見えてきた」。