27歳「高飛車女」は5人の男で満足できるか

東京の「婚活事情」最前線<8>

「私たち相手にお金取る男なんて、二度と会いませんよ。相場が分かってないんだから。しかもですよ、それで帰ろうとするじゃないですか。そしたら2次会にしつこく誘ってくるので終電をチラつかせたら、“二次会はもちろん奢りだし、俺たちがタク代出さないとでも思ってるの?”って超ドヤ顔で言われたんですよ。じゃあ最初の3,000円は何だったんだって、もうキモすぎて萎えました」

そんな言われようのサラリーマンも、もちろん世間から見れば申し分ないスペックを持っている。瞳たちのような女は、一般的にエリートに属する男たちを上から格付けし、それをネタにし楽しめる身分にいるという自負があるのだろう。

「あんな会でお金払うなら、女子会かデートか、もうちょっとマシな社長系のメンズに美味しいゴハン連れてってもらえば良かった。最近開拓してない物産だったから一応参加したんですけど、大失敗ですよ」

言うまでもないが、瞳たちは学生時代はプロ女子大生と言われるジャンルにも属していた。当時はベンチャー企業の社長系の男や有名人など、もっと派手な男たちつるんで派手に遊んでいたが、30歳を見据えて結婚を考えれば同年代のサラリーマンをメインに物色するのが無難なのだという。

港区なんて、300メートルに1人は知り合いに会います

それなりのステイタスを手にしたコミュニティは狭い

「でも東京ってほんと狭いですよね。特に港区なんて、その辺歩いてると300メートルに1人は知り合いに会っちゃう感じ。飲み会行ってもだいたい二度目まして三度目ましての男だらけ。本当に世間狭すぎますよ」

そうなのだ。東京の最前線では、こんな風に表に出てくる男女は実際ごく限られている。合コン、飲み会、食事会、ホームパーティ、異業種交流会、クリスマスパーティ、新年会、お花見……瞳いわく、何かしらの行事にかこつけたとしても目的は基本どれも同じだという。

それなりのステイタスを手にした男女が集まり、動向を探り合う。そして東京のそんなコミュニティの中で、世間は本当に狭いという。

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