アップルがMacとiPadを1台にしない理由

なぜマイクロソフト流の統合をしないのか

ブライアン・クロール・アップル副社長は「異なる役割のデバイスを、一緒に使ってほしい」と語る(撮影 : 尾形文繁)
東京を訪れていたアップルの副社長、ブライアン・クロール氏にインタビューした。同氏はソフトウェア部門のマーケティングを担当しており、Macを核とした実生活の中でのワークフローについて、その統合された体験について紹介。日本に特化した取り組みについても強調した。

ユニークな製品を組み合わせて使ってほしい

取材に応じるブライアン・クロール氏

アップルが新製品発表会の場でしばしば披露する1枚のスライドが話の出発点となっていた。左から、Apple Watch、iPhone、iPad、MacBook Pro、iMacと並ぶ5つの製品。

クロール氏はこのスライドを見せながら「1つずつがユニークな存在で、異なるカテゴリーや役割が存在している。1つずつの製品を完成させている。デバイスを統合するのではなく、一緒に使ってほしい」と述べた。

ハードウェアメーカーとしてのアップルは、できるだけ複数の製品を所有してほしいと考えるのは自然なこと。入り口がiPhoneだとしても、Apple Watchと組み合わせたり、iPadやMacを仕事に使う人を増やしたいと考えている。

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