夏場であれば小さな子どもたちが水遊びしていそうな場所だが、まだ4月末ということもありうら寂しい。こちらも小規模ながらバーベキュー広場がある。野川沿いにはツツジが植えられており、曇り空でも赤が映える。
さて、腹ごなしも済んだので駅に戻り、フードコートへと向かうことにしよう。
「ドンキ」の北と「高級スーパー」の南、印象は対照的
今回訪問するのは、武蔵小金井駅南口のイトーヨーカドーにあるフードコート。武蔵小金井駅は北口と南口で見える景色が違う。
![ドン・キホーテ](https://tk.ismcdn.jp/mwimgs/6/4/570/img_644d5fb7e3517aae892a634028114bfa585196.jpg)
北口から外を見ると、何より空が広い。南口と比較して高層のタワーマンションがほとんどないのだ。すぐ見えるところにドン・キホーテもある。高級スーパーの三浦屋や成城石井が営業している南口とは好対照だ。
![武蔵小金井駅](https://tk.ismcdn.jp/mwimgs/7/7/570/img_77ff98d3330cb2ff7fe6f55b3c253088559022.jpg)
イトーヨーカドー武蔵小金井店は2009年にオープン。再開発の目玉的な施設の一つであり、フードコートがある4階にはベビー用品店のアカチャンホンポが入居していたり、「こどもトイレ」があるなど、ファミリー向けを意識している印象を受ける。
![イトーヨーカドー武蔵小金井店](https://tk.ismcdn.jp/mwimgs/b/e/570/img_be59b774a229acffd85e37d9eebc6433596253.jpg)
余談だが、エスカレーターのあまりの遅さには驚かされた。
![フロアマップ](https://tk.ismcdn.jp/mwimgs/7/5/570/img_75bb4faa9eed5319c35618e67fd86b10217242.jpg)
フードコートも当然にファミリー層が多い。それも、赤ん坊連れが目立つ。
通常のソファ席やカウンター席だけでなく、赤ん坊を寝かしながら食事もとりやすい、座敷席のようなものもあるのが特徴的なフードコートだ。
本連載の初回で訪れた、神奈川県・川崎市の溝口のフードコートでは、見なかった光景である。その街を表す、フードコートならではの違いを感じる。
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