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「ロボアド」「ファンドラップ」は本当に有効なのか 新NISA開始で投資初心者から注目されているが…

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テレビCMなど広告も多い。

スマートフォンを操作するビジネスパーソン
(写真:PIXTA)

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日経平均株価が34年ぶりに史上最高値を更新。新NISAもスタートするなど、資産運用には絶好のチャンスが到来している。『週刊東洋経済』4月27日-5月4日 合併号の第1特集は「1億円を目指す 資産運用大全」だ。今や資産1億円も夢ではない。
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「投資はまったくの素人だから、手続きや買うべき銘柄などがわからなかった。そういう意味で、ほったらかしにしておいていいロボットアドバイザー(ロボアド)は私向きだと思った」

新NISAのスタートを受けて、今春、投資を始めたという40代の女性。周囲はすでに投資経験があり、「まだやってないの?」とあおられて、「正直焦っていた」という。

とはいえ、どのように始めればいいのか皆目わからない。そんなときに目にしたのがロボアドの広告だったという。

ロボアドとは、利用者がスマートフォンやパソコンからいくつかの質問に回答するだけで、AI(人工知能)を活用して一人ひとりに合わせたポートフォリオを提案してくれる資産運用サービスのこと。米国で誕生し、日本では2016年ごろから普及し始めた。

「助言型」と「一任型」

そんなロボアドには、大きく分けて2つある。1つが「投資助言型(アドバイス型)」で、最適な資産配分などについて「助言」を行うタイプのものだ。

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