起業したら「二番煎じを究める」が意外と有効な訳 「成功している誰かのやり方をマネる」が近道

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二番煎じ
二番煎じの究め方とは(写真:yosan/PIXTA)
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地道に稼ぐ経営者の共通点は、「成功している誰かのやり方を、空いているほかの市場に持っていく」こと。
新規性や差別化などは考えず、成功事例を徹底的にマネして、同じことをしていない市場に持っていっているだけなのです。「それなら、Appleをマネしたい」でもいいのでしょうか。
ネットや本にあふれる膨大な知識を学ばなくても、起業で成功を収めることができる。地道に稼ぐ経営者のノウハウを体系化した書籍『どんなビジネスを選べばいいかわからない君へ』(村上学・著)より、一部を紹介します(全3回中の第3回)。

成功したやり方を完コピする

二番煎じを究めるとは、「成功している誰かのやり方を、空いているほかの市場に持っていく」こと。成功している誰かのやり方を完コピする(=マネる)方法を解説します。

では、最初にマネる方法を簡単に説明しましょう。

・参考にすべき企業をベンチマークとして10社リストアップ
・各社を分析し、自分に適した1社を選んで完コピする

ベンチマークとなる対象は、自分と親和性のある企業です。それは、現在の自分の人的リソース、資本リソースでマネられるところを指します。

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