グラドル界を席巻「PPE」弱小事務所"勝利の戦略" 令和に飛躍した「よきゅーん」の経営者思考

拡大
縮小
よきゅーん
ロジカルに自身の“経営論”を明かしてくれたよきゅーん(撮影:梅谷秀司)
この記事の画像を見る(5枚)
えなこ東雲うみ篠崎こころ……。彼女たちはいずれも、青年誌で表紙を飾るトップグラビアアイドルであり、多くのフォロワーを抱えるメガインフルエンサーでもある。今、コンビニの雑誌コーナーで、彼女たちの名前を見ない日はないといっても、過言ではない。
彼女たちが所属する芸能事務所「株式会社PPエンタープライズ」(以下、PPE)を率いるのは、自身もタレントとして活躍するよきゅーん(乾曜子)
タレントの撮影現場にもこまめに立ち会い、チャンスを逃さず徹底的に売り込む。その仕事における哲学には、強く心を打たれる。
*この記事の前半:ギネス記録"コスプレ&経営者"よきゅーんの半生

自身の「好きな子」を売り込み飛躍

20代はコスプレイヤー、アイドルとして活動したよきゅーん。

30代からは「経営者」として、飲食事業や芸能事業を手がけるように。そのキャリアは、本稿の前編にあたる「ギネス記録"コスプレ&経営者"よきゅーんの半生」で紹介した。

出役としての活動もあるが、現在の主軸は2018年に設立したPPEの経営、そして、所属タレントのマネージャー業。

「自身が好きな子を頑張って売り込む」と意気込むよきゅーんの目は、グラビア界での「快進撃」を裏付ける。

次ページ躍進のきっかけはトップグラドルのえなこ
関連記事
トピックボードAD
キャリア・教育の人気記事
トレンドライブラリーAD
連載一覧
連載一覧はこちら
人気の動画
TSMC、NVIDIAの追い風受ける日本企業と国策ラピダスの行方
TSMC、NVIDIAの追い風受ける日本企業と国策ラピダスの行方
【資生堂の研究者】ファンデーションの研究開発の現場に密着
【資生堂の研究者】ファンデーションの研究開発の現場に密着
広告収入減に株主の圧力増大、テレビ局が直面する生存競争
広告収入減に株主の圧力増大、テレビ局が直面する生存競争
現実味が増す「トランプ再選」、政策や外交に起こりうる変化
現実味が増す「トランプ再選」、政策や外交に起こりうる変化
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
会員記事アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
トレンドウォッチAD
東洋経済education×ICT