家事や育児、介護などの分担をめぐって、家族間で言い争いが増えて、いつのまにか一緒にいて心地よい存在だったはずの家族が「つかれる存在」になってしまった……そんな話を聞くことがよくあります。
どうして自分の不満が家族に伝わらないの? どうしたら「つかれない家族」になれるの? そんなふうに「つかれる家族」と「つかれない家族」を考察するこの連載。
今回から数回に分けて「妻の海外赴任に夫が帯同する」という形を経験したご家庭の話を紹介します。その夫であり、ジャーナリストである小西一禎さんは、その形を「駐夫(ちゅうおっと)」と名づけ、発信活動を続けている方です。まず今回は「駐夫になった経緯と、その生活のジレンマ」を伺いました。
「駐妻」の男性バージョン、「駐夫」
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