日本語わからない外国人「JAL機」で感じた恐怖 家族旅行で日本に訪れていた中、事故にあった
ストックホルムの高校生、アントン・デイベ(17)は、父親の50歳の誕生日を祝うために家族で日本へ旅行中だった。彼は1月2日に海上保安庁の航空機と衝突した日本航空516便の乗客の1人だった。
アントンの飛行機に乗っていた乗客と乗員は全員無事だった。
家族は4人はバラバラに座っていた
機内の座席表は日本語で書かれており、アントンも彼の家族も理解できなかったため、一緒に座席を予約することができなかった。アントンは妹のエラ(15)と、飛行機の最後部から数列目に座っていた。エラは窓側の席だった。父親のジョナス・デイベは7列ほど前に、母親のクリスティン・デイベは2列前に座っていた。
彼らは日本のニセコで1週間スキーを楽しんだ後、東京で1週間観光をする予定だったが、火曜日の夜に搭乗していた飛行機(日本航空561便)が炎上した。
「到着間際までフライトは快適でした」とアントンは3日に東京のホテルで語った。「私たちは(飛行機)後部の左側に座っていました。エラは窓の外を見ていました。機内エンターテインメントの画面を見て、到着まであと3分だとわかり、上着をバックパックに詰めようと身を乗り出しました」。
「かがむと、顔の左側がすごく熱くなっているのがわかりました。左を見ると、左側の窓の外が火と煙に包まれていました。それから飛行機が揺れ始めました」