月9「真夏のシンデレラ」はただイタいドラマなのか 「古い」「ダサい」酷評だらけのスタートだが…

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新人脚本家が作り出す、王道ラブストーリーの気になる評価は?(画像:フジテレビ公式ホームページ)

夏ドラマの主要作が出そろい、豪華キャストが集結した「VIVANT」(TBS系)、池井戸潤さんの小説を実写化した「ハヤブサ消防団」(テレビ朝日系)、ひさびさに芦田愛菜さんが連ドラ出演する「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」(日本テレビ系)などの局を挙げた力作が話題を集めています。

「古い」「面白くない」などのネガティブなスタート

さまざまなジャンルの作品がそろう中、ここまで賛否の“否”や疑問の声が目立つのが、今クールの月9ドラマ、「真夏のシンデレラ」(フジテレビ系)。森七菜さん、間宮祥太朗さん、神尾楓珠さん、吉川愛さんら“若手キャストをそろえた海辺の青春群像ラブストーリー”というコンセプトは、「月9ドラマ全盛期」と言われる1990年代を彷彿させるものですが、これに厳しい声が集まっているようです。

たとえば、ツイッターの検索窓にタイトルを入れると予測変換で表示されるのは、「ダサい」「つまらない」「古い」「面白くない」などのネガティブなものばかり。ツイートやネット記事のコメント欄を見ても、「ダサい、痛い、寒いの三拍子」「男女の描かれ方が昭和?平成初期?」「フジテレビは過去の栄光にすがりすぎ」などの辛辣な声があるなど、不安を残すスタートとなりました。

しかし、どんなに厳しい声が多くても、「真夏のシンデレラ」にはどうしても目が離せない3つの要素があるのです。

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