日本の大学生が知らない「グローバル就活」とは 「海外インターンシップ」の体験事例を紹介
まず、海外インターンシップの体験事例を2つ紹介します。
実践型インターンシップのケース
K.I.さん(男性、参加時は大学生)
内容:米国市場参入コンサルティング企業のマーケティング・インターン
私のインターンシップ先の企業は、化粧品などのサステナブルな商品を取り扱っていて美容室やネイルサロンも併設し、基本的には会員制で顧客を抱えています。
最初の1週間くらいでざっと仕事を覚え、その後、日本とアメリカの商品を集めて展示販売するプロジェクトの誘致をサポートしました。
各企業にメールを送って営業したり、アメリカのフリーペーパーの企業にプロジェクトを2回取り上げてもらうように交渉したりしました。また、企業のあるエリアの説明資料も作成しました。
インターン開始から2週間後には、会員を増やすために会員制度の特典として、ぬか漬けを代理で作るというスタートアッププロジェクトを自分で立ち上げました。ぬか漬け作りでは温度管理や混ぜる作業が面倒です。そこで会員制度のオプションに、会員に野菜だけ持ってきてもらい、その後はこちらで一括管理してぬか漬けを作るサービスを加えたら、会員が増えるかもしれないと思ったのです。インターン先にプロの料理人がいたので、その方に温度管理などを指導してもらいました。
現在、ニューヨークでは屋上菜園が流行っていますが、インターン先の企業は、自社が入っているビルの屋上で野菜を育てその野菜をぬか漬けにするサービスも今後始める予定です。とてもサステナブルな活動ができるのではないかと思います。
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