この時期になると起こる「点数が下がる」問題
年が明けて、多くの人たちはのんびりしている時期かもしれないのですが、受験生たちにとってはもうすぐ入試が始まる佳境の時期ですね。僕は今年も多くの受験生たちの勉強を見ているので、自分のことのように緊張しています。
さて、受験の直前期というと、多くの人は「知識を詰めこんで、成績を伸ばすのに最適な時期」だと考えているかもしれません。
しかし、この時期になると決まって、ある現象が発生します。それは「点数が下がる」というものです。この時期の受験生の多くは、とにかく過去問を解いて自分の点数の腕試しをしていることが多いのですが、「この時期になって成績が下がる」という人が多いのです。「11月までは80点も取れていたのに、1月になって70点しか取れなくなっている!」なんて人が大量発生するのがこの時期なのです。
いったいなぜ成績が下がるのか。どうすればそのスランプから抜け出せるのか。今日はその理由について触れていきたいと思います。
まずは、以下の漫画をご覧ください。これは『ドラゴン桜』の桜木先生が、年明けに受験生2人に問題を出題した場面です。みなさんも考えながら読んでみてください。
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