ネットに溢れる「SNS動画」目を留めて貰う一工夫 YouTubeやTikTok、各々に合わせた動画づくり

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SNS上に溢れるさまざまな動画。目に留めてもらうにはどうすればよいのでしょうか。( 写真:metamorworks / PIXTA)
知名度がモノをいうSNSの世界。フォロワー数が少ない後発企業が、SNS上でマーケティングを行うには、それなりの工夫が必要です。今回はSNSマーケティングに長く携わる天野裕之さんの『最速で結果を出す「SNS動画マーケティング」実践講座』を一部抜粋・再構成し、「動画×複数のSNSの掛け合わせ」で、後発企業でも十二分に戦えるマーケティング戦略や動画の使いこなし方を解説します。

SNSマーケティングの中でも、最近では動画を活用する割合が増えてきています。動画共有のプラットフォームで代表的なものはYouTube、Instagram、TikTokなどですが、Facebook、LINE、Twitter、Pinterestなどにも動画の機能があります。

そのなかでも「ショート動画」と「ロング動画」がありますが、ここでは定義として、ショート動画は1分以内、ロング動画は1分を超えるものとします。

「TikTok売れ」という言葉まで登場

そして現在、そのショート動画が注目を浴びています。「TikTok売れ」という言葉が『日経トレンディ』2021年12月号で発表された「2021年ヒット商品ベスト30」で1位を獲得するほど、ショート動画の影響力は増しています。

ショート動画のよさは、時間がないときでもサクッと見られる気軽さです。考えてみれば、現代人は忙しく、動画を落ち着いて見る時間がなかなか取れません。コロナ禍のステイホームの時期は、突然ぽっかりとできてしまった時間でYouTubeのロング動画を見ていた人も多かったのではないでしょうか。

しかし、日常生活に戻ると、やはりロング動画を見るには時間的なことを考えてしまうのです。

仕事が終わって疲れているときにYouTubeのロング動画を見るのは重いけれど、TikTokのショート動画なら軽い気持ちで見ることができます。電車が来るまでの間なら2~3本見られるくらい、ショート動画は隙間時間に手軽に視聴できるので人気なのです。

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