東大生明言「紙の手帳使うと学力が劇的向上」の訳 数字で具体的に目標を決めて行動を可視化する

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勉強の質を高める方法を解説します(漫画:©︎三田紀房/コルク)
記憶力や論理的思考力・説明力や抽象的な思考能力など、「頭がよい」といわれる人の特徴になるような能力というのは、先天的に決められている部分があり、後天的に獲得している能力は少ないと考える人が多いのではないでしょうか。
その考えを否定するのが、偏差値35から東大合格を果たした西岡壱誠氏です。漫画『ドラゴン桜2』(講談社)編集担当で、MBS/TBS系『100%!アピールちゃん』でタレントの小倉優子さんに大学受験の指導もする西岡氏は、小学校、中学校では成績が振るわず、高校入学時には東大に合格するなんて誰も思っていなかったような人が、一念発起して勉強し、偏差値を一気に上げて合格するという「リアルドラゴン桜」な実例を集めて全国いろんな学校に教育実践を行う会社「カルペ・ディエム」を作っています。
そこで集まった知見を基に、後天的に身につけられる「東大に合格できるくらい頭をよくするテクニック」を伝授するこの連載(毎週火曜日配信)。第15回は「紙の手帳」を使った勉強の質を上げる方法について、西岡氏が解説します。
この連載のほかの記事はこちらからご覧ください。

東大生は手帳を受験勉強に役立てている

東大生は、手帳を使う人が多いです。スマートフォンではなく、紙の手帳で自分の予定を管理して、「明日の予定は何がある」とか「こういうことをしなければならない」というのを整理している人がとても多いのが、1つの東大生の特徴だといっても過言ではありません。

そしてそれは大学生から使い始めたわけではなく、たいていは受験生の時代から受験勉強に役立てていたという人が多いです。今日はみなさんに、東大流の手帳の使い方についてお話ししたいと思います。

まずは『ドラゴン桜』の中から、桜木先生が「受験手帳を使えばメンタルが安定する」という話をしているシーンがあるので、ここを抜粋してお話しさせてください。

(外部配信先では図や画像を全部閲覧できない場合があります。その際は東洋経済オンライン内でお読みください)

(漫画:©︎三田紀房/コルク)
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