銀座『柳寿司』三代目・柳葉旬。柳寿司の末っ子として生まれ、父親の跡を継ぐために寿司職人となって迎えた二度目の春……。寿司職人として大輪の花を咲かすべく、ただ今奮闘中!! 厳しい師である父・鱒之介に日々怒鳴られながらも、失敗を自分の力へとかえ、成長してゆく!!
そんな本作『江戸前の旬』が、原作者・九十九森(つくも・しん)と漫画家・さとう輝(てるし)のコンビで「週刊漫画ゴラク」誌上にて連載開始されたのが1999年。今や20年を超えるロングラン連載となり、コミックスも110巻を突破した。またBSテレビ東京では、二度にわたってドラマ化もされている。
長く愛される本作の根底には「寿司へのこだわり」と「人への優しさ」がある。時代を経ても廃れることのない食と人のドラマ。
漫画『江戸前の旬』(日本文芸社)より抜粋してお届けします。
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つくも しん / Shin Tsukumo
青森県平川市出身。漫画原作者。1999年に『江戸前の旬』の前身となる作品『銀シャリ!!』を執筆し、長期連載となる『江戸前の旬』そのスピンオフ『寿司魂』『北の寿司姫』『旬と大吾』『虹のひとさら』『ウオバカ!!!』を執筆。ほか、グルメ漫画の原作多数。
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さとう てるし / Terushi Sato
1963年10月28日生まれ。北海道松前郡松前町出身。北海道松前高等学校卒業後に上京し、中島徳博のアシスタントを務めたのち、20歳のときに月刊少年ジャンプでデビュー。無類の釣り好きで近年は『江戸前の旬』シリーズのほかにも、多くの釣り漫画を発表している。