有料会員限定

今年も日本株が狙い目 Part1 株 上昇継続への期待は大きい!

✎ 1〜 ✎ 16 ✎ 17 ✎ 18 ✎ 19
拡大
縮小

今年は日本株が復活に向けてスピードを加速させる年となるだろう。

図表1を見ていただきたい。これは日経平均株価の1980年代後半からの推移と、米国ダウ工業株30種平均の20年代後半からの推移を重ねたものである。

[図表1]
拡大する

特集「今年こそ株・投信」の他の記事を読む

85年前の米国市場を簡単に振り返ろう。空前の株式ブームの中、米国株は29年9月に381ドルという当時の最高値を記録した。しかし、その翌月に起きた「暗黒の木曜日」の暴落が世界恐慌の引き金を引き、そこからは長期の低迷相場に陥る。最安値は32年の41ドル。暗黒の木曜日以前の最高値を回復したのは、25年2カ月後の54年11月のことだった。

続いて日本株。日経平均がバブル期ピーク3万8915円を記録した89年12月から数えて25年2カ月後となるのが、今年2月である。片や最高値更新、片やピーク比半値以下と株価水準はまったく違うが、相場を時間軸で見直すと、極めて意味深長なポイントを迎えていることがわかる。

関連記事
トピックボードAD
トレンドライブラリーAD
人気の動画
TSMC、NVIDIAの追い風受ける日本企業と国策ラピダスの行方
TSMC、NVIDIAの追い風受ける日本企業と国策ラピダスの行方
【資生堂の研究者】ファンデーションの研究開発の現場に密着
【資生堂の研究者】ファンデーションの研究開発の現場に密着
広告収入減に株主の圧力増大、テレビ局が直面する生存競争
広告収入減に株主の圧力増大、テレビ局が直面する生存競争
現実味が増す「トランプ再選」、政策や外交に起こりうる変化
現実味が増す「トランプ再選」、政策や外交に起こりうる変化
会員記事アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
特集インデックス
今年こそ株・投信
トレンドウォッチAD
東洋経済education×ICT
東洋経済オンライン有料会員のご案内