東洋経済education×ICT

 東洋経済education×ICTを開設してから2年が経過し、日々さまざまなテーマで記事を掲載しています。中でも、スタート当時から継続して取材・掲載し、読者の関心が高い記事テーマは「働き方改革」です。教育分野に限らず、さまざまな業種で進められている働き方改革。民間企業では、労働基準法が改正されたことやコロナ禍によるDXの促進などもあり働く環境は様変わりしています。
 一方で、子どもたちが多くの時間を過ごす学校で働く教員の職場環境は、厳しさを増すばかりです。これまで、教員の過重労働問題は、現場の先生の熱意や忍耐で持ちこたえてきたところがありますが、それも限界に達しています。働きすぎにより休職や退職する教員の数は増加するうえ、教員不足の影響で補充の教員はなかなか見つかりません。残された教員はさらなる過重労働を余儀なくされていますが、悪化する環境の中で働くことは教員の心身に影響を及ぼし、授業の質の低下にもつながります。国の豊かな発展のために不可欠な「教育」の質を維持、改善していくためにも「働き方改革」は急務の課題です。しかし、いざ「働き方改革」に着手しようとしても何から始めればいいのか、またそれに取り組む時間すらない、など課題が多いのが現実です。
 今回、本ウェビナーでは、学校を上げて働き方改革に取り組んだ校長先生をお招きし、実例を中心にお話しいただきます。皆様の課題解決の糸口になれば幸いです。
 ※本ウェビナーは2023年3月に収録をしており、本ウェビナーに関するすべての内容は収録時点(2023年3月)の情報に基づいています。

このエントリーをはてなブックマークに追加

開催日程

申 込 期 限
2023年4月30日(日)
※お申し込み後、すぐに視聴いただけます。
視 聴 期 限
2023年5月7日(日)
時 間
約65分
開 催 形 式
オンデマンド配信
参 加 費
無料(事前登録制)
視聴対象者

教員、各地域教育委員会、保護者、そのほかすべての教育従事者の方々

森 万喜子氏

SPEAKER

森 万喜子

PROFILE
1962年北海道生まれ。大学卒業後、千葉県千葉市、北海道小樽市の中学校で美術教員として勤務。教頭職を7年務めた後、小樽市立望洋台中学校長、小樽市立朝里中学校長として勤務。前例踏襲や同調圧力が嫌いなのは生まれつきか、美術科ゆえのマインドか。その行動力からブルドーザーまきこと呼ばれることもある。
校長就任後、兵庫教育大学教職大学院教育政策リーダーコース修了。猫と文房具が好き。学校経営、コミュニティ・スクール、若手育成等をテーマに教育誌等に執筆。
著作は『学校と社会をつなぐ!』(共著 学事出版 2021年)、『校長の挑戦』(教育開発研究所 2022年)

PROGRAM

はじめに
私が実践した「学校の働き方改革」

校長として実践した「働き方改革」についてお話しします。「働き方改革」を実行する目的は何か、対児童、対教員、対保護者、対教育委員会(自治体)など、異なる働きかけ相手にどのような行動を起こしたのか、さらには働き方改革における部活動運営、また実践の効果や成果について、お伝えいたします。

「働き方改革」における校長の役割とは

学校全体で働き方改革を実行していくには、「慣例」や「固定観念」を変える必要もあります。今まであったものを変えるということは、教員だけでなく保護者といった教員以外のところから反発を招くこともあります。そういった状況も起こりうる中で、校長は学校のリーダーとして、働き方改革の旗振り役として、どのような役割を果たしていくべきかについて考えます。

まとめ

※講演内容や終了時間につきましては変更になる場合がございますので、あらかじめご了承ください。

ご登録頂いたメールアドレス宛に「視聴方法を記載したご案内」をお送りします。
*録画・録音・撮影についてはお断りさせていただきます。
*視聴リンクの利用権はお申込者ご本人様に限らせていただきます。
*SNS等で、視聴リンクを共有することもご遠慮ください。

お問い合わせ

東洋経済education×ICT
オンラインイベント事務局
(東洋経済新報社 セミナー事業部内)

corporate@toyokeizai.co.jp