高度成長期以降のグローバル化や産業構造の変革に続き、予測不可能なリスクによる不確実性の増大、SDGsへの取り組み、そしてセキュリティリスクの拡大やワークスタイルの変革への対応など、これからの企業を取り巻く環境は厳しさを増すばかりです。
一方で、クラウドをはじめテクノロジーの進化は凄まじく、これまでの生産性向上や基幹業務のシステム化を目的としたITではなく、厳しい事業環境に対応しながら次の成長戦略の基礎となるIT環境に進化しています。
このような時代の中では、クラウドやAI/IoTなどキーテクノロジーの活用や業務の自動化、セキュリティ対策、そしてDXへの取り組みは、情報システム部門によるIT戦略ではなく、今後の経営/事業戦略を描き実現するための経営課題です。創造性や革新性を持つ経営戦略なくして、最適なIT戦略は描けず、無駄なIT資産やコストに足を引っ張られてしまいます。
本セミナーは、テクノロジーの話ではなく、ビジネス視点から見るIT投資やIT基盤の在り方、DXへの向き合い方、経営層に求められるマインドや視点などを皆様と考える機会にしたいと考えています。
開催概要
2021年 4月 21日(水)14:00~16:00
オンライン配信
無料(事前登録制)
経営者、役員、経営企画・業務改革・プロジェクト・IT・DX推進部門などの責任者、ご担当者
※本セミナーは視聴対象者を限定しており、法人様向けとなります。個人の方、視聴対象者以外の方や協賛企業と競合の方などの
お申込みはご遠慮いただいております。
〈 主催 〉東洋経済新報社〈 協賛 〉アマゾン ウェブ サービス ジャパン株式会社、ヴイエムウェア株式会社
PROGRAM
世界標準の経営理論で考えるDX経営の本質、
日本企業DXへの視座
〜経営戦略の基で描くべきIT戦略とDXの本質〜(仮題)
早稲田大学大学院 早稲田ビジネススクール 教授 入山 章栄氏
プロフィール◎慶應義塾大学経済学部卒業、同大学院経済学研究科修士課程修了。三菱総合研究所で、主に自動車メーカー・国内外政府機関への調査・コンサルティング業務に従事した後、2008年に米ピッツバーグ大学経営大学院より Ph.D.(博士号)を取得。同年より米ニューヨーク州立大学バッファロー校ビジネススクール助教授。13年より早稲田大学大学院 早稲田大学ビジネススクール准教授。19年より現職。専門は経営学。「Strategic Management Journal」など国際的な主要経営学術誌に論文を多数発表。著書は「世界標準の経営理論」(ダイヤモンド社)、「世界の経営学者はいま何を考えているのか」(英治出版)、「ビジネススクールでは学べない 世界最先端の経営学」(日経BP社)他。テレビ東京「ワールドビジネスサテライト」のレギュラーコメンテーターを務めるなど、メディアでも活発な情報発信を行っている。
デジタルサービスカンパニーへの変革を加速する
IT基盤とデジタルテクノロジー
リコーは創立100周年に向けた、2036年ビジョンとして「“はたらく”に歓びを」を掲げました。はたらく人に寄り添い、人がより創造性を発揮する仕事に注力できるよう、はたらく歓びを支える企業になることを目指し、私たちはOAメーカーから、「デジタルサービスの会社」に生まれ変わります。お客様の「“はたらく”に歓びを」を実現するには、まず、私たち自身がデジタルを活用し、改革に取り組むことが必要です。この改革を支えるためのIT基盤とデジタルテクノロジー、そして経営戦略との関係について、ご紹介致します。
株式会社リコー 理事 デジタル戦略部 基盤開発統括センター 所長 小林 一則氏
プロフィール◎1990年リコー入社。MFP/LPのハードウェア設計、全社コントローラ開発戦略、SDK開発マネージャを経て、ソリューション開発区に異動。Cloud Application、Global Solution SWの開発に携わる。2014年4月、Ricoh Europe(London)に赴任し、SDC-Europe(Solution Development Centre - Europe)のGMとして大手顧客向けGlobal Solution SW開発、並びに極向けSolution SW開発をリード。その後、17年4月より大手顧客商談の技術支援を統括するETC(European Technology Centre)のVP&GMとして、Solution Consultant、Subject Matter Expert、Solution SW開発、QAテストチームをリードする中で大手顧客のCIO、IT Managerとの交流を深めた。19年3月に帰国し、デジタル推進本部の本部長として、社内IT、並びに社内のデジタル変革をリード。21年4月より、社内ITの責務に加え、Cloud Application向けの技術基盤、AI/ICT技術基盤の開発統括責任者として、リコーの変革を技術面から支える。
三越伊勢丹におけるデジタルの取り組みとこれから
三越伊勢丹で現在取り組んでいる様々なデジタル施策の試行錯誤を通してたどり着いた未来を見据えたIT基盤の考え方やDXを推進していく上での組織や人材育成の考え方についてお話しします。
株式会社三越伊勢丹ホールディングス 執行役員 情報システム統括部長 三部 智英氏
プロフィール◎1993年株式会社伊勢丹入社。浦和店婦人服フロアで3年半経験し、情報システム担当に異動後は一貫してIT部門に従事。2011年 株式会社三越伊勢丹システム・ソリューションズ 企画本部システム企画第1部長、15年 株式会社三越伊勢丹ホールディングス 経営戦略本部情報システム部システム開発担当長、16年 同 情報戦略本部IT戦略部システム開発担当長、17年 同 情報戦略本部IT戦略部長 兼IT戦略担当長、18年 同 執行役員 デジタル戦略部情報システムディビジョン長及び株式会社三越伊勢丹システム・ソリューションズ 代表取締役社長執行役員、19年 株式会社三越伊勢丹ホールディングス 執行役員 情報システム部門長を経て、同年 執行役員 情報システム部門長、株式会社 IM Digital Lab 代表取締役社長に就任。20年 株式会社三越伊勢丹 執行役員 MD統括部 デジタル推進グループ長、21年4月より現任。
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