製品やサービスの魅力は、それらの一義的な性能から、それらを手に入れるプロセス（体験）に移って久しくなっています。今日、企業の競争力を決めるのは製品やサービスの提供方法であるといえます。このような変化に合わせてサプライチェーンも再構築が必要ですが、それは単なるロジスティクスの再編成ではありません。サプライチェーンの各機能を再編成すること、つまりトレードオフ関係にある各機能の優先順位付けの見直しが必要です。サプライチェーン改革の事例紹介を通して、経営者のみがこのようなサプライチェーンの再構築をリードできることをお示しします。

ダンカンは長年にわたり、RapidResponseのソリューションデザイン、開発、導入に携わり、また多様な製造業のお客様とのプロジェクト経験を通じて、サプライチェーンの変遷を第1線で経験してきました。本セッションでは、RapidResponseの概要に加え、サプライチェーンのトレンド、それを支えるテクノロジーの方向性などを、グローバルの先進事例を交えながらご紹介いたします。

参天製薬ではRapidResponse導入により変化に迅速に対応するための基盤を作り、それをベースに海外市場の成長をドライブすることで、真のグローバル企業に進化していきたいと考えております。本セッションでは、RapidResponseを活用した参天製薬の当該取り組みに関し、ご紹介いたします。

RapidResponseはサプライチェーン全般を一元的に集約／可視化します。変動に対してシミュレーションを用いてダイナミックに需給のバランスを調整、コラボレーションを通じて地域／組織横断的に同時並行して計画を策定し、迅速な意思決定と企業のオペレーションパフォーマンスの向上に貢献します。本セッションでは、RapidResponseの概要を、デモを交えながらご紹介いたします。