デジタルテクノロジーの進化により、データの価値はますます高まってきています。「クラウド」「AI」「RPA」の活用による自動化・省力化・高速化に加え、「IoT」「xTech」といった技術革新を応用した新たなビジネスモデルの創造は、我々の社会・産業・生活を一変させようとしています。
こうしたデジタルトランスフォーメーション(DX)の大きなうねりの中、デジタル化にいち早く舵を切り、成長をしている企業がある一方で、「まだ大丈夫」「何から始めて良いのかわからない」と変化を先送りし、対応が遅れることで成長が鈍化している企業も多く存在します。
今一度、DX「成功の条件」と「失敗の要因」を整理する必要があるでしょう。
成功する企業は、それぞれの部門と部門、ビジネスとビジネスをつなげ、全社一丸となり「End to End」なシステムを構築し、データ連携と意識改革、組織変革を徹底し変革を実現しています。また、「エコシステム」が「エゴシステム」に陥らないよう、ゴールと目的を明確にし、ビジネスパートナーとの信頼関係のもとプロジェクトを推進していくことも重要となります。
そこで本フォーラムでは、「Modern Business & Customer Experience(CX)」をテーマに、DXの本質について、財務部門、開発部門、生産部門、マーケティング部門、営業部門、カスタマーサービス部門それぞれのチャレンジにフォーカスを当て考察をします。
Modern Businessトラックでは、経営における予測精度の高度化について、Modern CXのトラックでは、収益の向上とカスタマーエクスペリエンス向上の相関について実践者、プロフェッショナルの講演を交えながら検証します。
是非とも各事業部門様お誘いあわせのうえご参加をいただければと存じます。
日 時 | 2月4日(火)13:00~17:00(12:30 受付開始) |
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会 場 | 六本木アカデミーヒルズ 49階 タワーホール 東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー49階(地図) |
定 員 | 200名 ※申込者多数の場合は抽選となる場合がございます。 |
参加費 | 無料(事前登録制) |
対 象 |
財務、経営企画、調達、マーケティング、カスタマーサクセス部門など |
共 催
日本オラクル株式会社
専務執行役員 クラウド・アプリケーション事業統括
ピーター・フライシュマン
AI/機械学習は経理・財務・人事部門から営業・マーケティングそしてサプライチェーンに至るまで、従来の職務・チーム・部門を大きく変えつつあります。これらの新しいテクノロジーは優れた洞察を提供し、プロセスを早め、効率性を高めることで、意思決定向上に極めて重要な役割を果たす可能性を秘めています。ビジネスユーザーが自身の時間・取り組み・熱意を、創造・問題解決・発明といった人間が得意とする能力の行使に如何なく集中することができる世界を覗いてみましょう。
日本オラクル株式会社 専務執行役員 クラウド・アプリケーション事業統括
ピーター・フライシュマン
NECは中期経営計画において「グローバル・ビジネスの拡大」を重点施策として掲げ、海外事業の再編を実施しました。海外事業は複数の事業とRegion・各拠点といった階層を持つ複雑な組織です。多様性と変化の激しい海外ビジネスにおいて精緻な状況把握と迅速な意思決定を行う経営管理基盤が必要でした。オラクルのクラウド経営管理ツールに至った背景などをご紹介します。
日本電気株式会社
グローバル企画本部 シニアマネージャー
笠原 武浩 氏
14:25-14:40 ▶ 休憩、ネットワーキング
DXへの対応にはブラックボックス化した基幹システムの処遇と近代化を図る必要があります。企業活動全てをデータ化し、AIテクノロジーを基幹システムに取り込み、プロセス自動化とリスク監視、インテリジェントな予測を実装することがポイントです。次世代クラウドERPによる近未来の経営プラットフォームを解説します。
基幹業務システムの完全リニューアルという一大プロジェクトのメンバとして、選定RFPからマルチクラウド環境の短期導入、利用開始、ユーザー初期評価までを「プロジェクト・チームの奮戦記」としてお話しします。
ダイキン工業 化学事業部では、いち早く海外展開に着手しており、グローバルにおける顧客とのつながりや関係強化を重視してきた。その一環としてのデジタルトランスフォーメーションの取り組みについてご紹介します。
16:00-16:10 ▶ 休憩
多くの企業において新たな世界観や経済環境の中で、優位を勝ち取るための変革が求められている。しかし、既存の資産や過去の成功体験を豊富に持つ企業が、新たな価値観や行動様式を確立することは容易ではない。本講演では、デジタル時代に目指すべき企業像とその実現に向けた企業の変革のアプローチについて考察する。
※プログラム内容は変更になる場合がございます。
東洋経済新報社 フォーラム事務局
03-3246-5599
(土日・祝日を除く 10:00~18:00)
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日本オラクル株式会社
クラウド・アプリケーション事業統括 事業開発本部 本部長
野田 由佳
クラウド・アプリケーション事業統括 事業開発本部 本部長新卒で入社した米国ITベンダーにて流通サービス担当営業のち営業マネージャーを経験。1998年より一貫してエンタープライズアプリケーション(ERP、HCM、CRM)分野の営業、営業部長、パートナー事業、事業開発部長を務める。ITを活用した企業の競争力強化に注力する。2018年12月より現職。
日本オラクル株式会社
理事 クラウド・アプリケーション事業統括
CXクラウド事業本部長
桑野 祐一郎
激変するデジタル時代をエンタープライズソリューション営業として経験を重ね、2014年にキリバ・ジャパンの立ち上げから参画。経営視点での事業拡大に従事し成功を収めた後、マイクロソフトを経て、18年12月から日本オラクルのCXクラウド事業本部の責任者として着任。マーケティング、営業、サービスのあらゆる接点から経営課題の解決をサポート。
一般財団法人電力中央研究所
総務グループ 上席スタッフ
岩井田 浩章 氏
1986年 株式会社電力計算センター入社、システム部門、営業推進・品質管理部門を経て、2017年より一般社団法人電力中央研究所 総務グループ 上席(現職)に出向、基幹業務システム更新プロジェクトチーム 総務PL(現任)として現在に至る。主に会計システム、基幹業務システムの設計・開発(導入)・運用に従事。
ダイキン工業株式会社
化学事業部 マーケティング部 担当課長
寺田 純平 氏
2006年ダイキン工業株式会社に入社、化学事業部にてフッ素材料の研究開発に従事。その後2016年にマーケティング部に異動し、自動車や電池のマーケティングとともにデジタルマーケティングに従事し現在に至る。
株式会社アイ・ティ・アール
会長/エグゼクティブ・アナリスト
内山 悟志 氏
大手外資系企業の情報システム部門などを経て、1989年からデータクエスト・ジャパン(現ガートナージャパン)でIT分野のシニア・アナリストとして国内外の主要ベンダーの戦略策定に参画。94年に情報技術研究所(現アイ・ティ・アール)を設立し、代表取締役に就任しプリンシパル・アナリストとして活動を続け、2019年2月に会長/エグゼクティブ・アナリストに就任。ユーザー企業のIT戦略立案・実行およびデジタルイノベーション創出のためのアドバイスやコンサルティングを提供している。講演・執筆多数。近著「デジタル時代のイノベーション戦略」(技術評論社)。