この数年パンデミックや地政学リスクの高まりによりサプライチェーンリスクが急速に拡大しています。今後は円安・資源不足・物価高などにより日本企業はさらに逆境におかれることが予測されます。混沌の時代の中、私たちは競争力の生命線となるサプライチェーンシステムをどのように強化する必要があるのでしょうか。
本セミナーでは、最新のデジタルサプライチェーンシステムを導入し競争力向上に取り組む企業の事例をご紹介するとともに、NPO法人 CIO Lounge 理事長の矢島氏より「経営とIT」をテーマに対応策を解説いただきます。
ぜひ、この機会にご視聴下さい。
製造業の経営者、役員、経営企画、SCM、生産、IT・システム部門等、
SCM/S&OP計画に携わる管理職の方々
※本フォーラムは視聴対象者を限定しており、法人様向けとなります。
個人の方、視聴対象者以外の方や競合の方などのお申込みはご遠慮いただいております。
コロナ禍の今、日本全体がようやくIT化やデジタル化を加速し始めている。しかし、「経営とIT」が真に連携した改革が進められているだろうか。企業は従来のITの取組だけでは企業競争力に勝てず、攻めと守りを両立したIT化やデジタル化が求められてきている。一方「DX」と言う言葉がバズワード化される中、企業は「DX」を今後どのように進めていけば日本の産業の未来があるのか。急速に広がるデジタル化により、顧客接点の変化も踏まえたバリューチェーンを考えなければ生き残れない。企業経営者が意識しなければならないポイントを伝える。
半導体メーカーにとって、ここ数年は厳しい状況が続いています。コロナ禍は、世界が接続し、計算し、通信する方法を根本的に変えました。技術を支える半導体チップへの需要がかつてないほど高まっているのです。クアルコムのグローバルサプライチェーン担当シニア・バイスプレジデントであるBrent Wilson氏が、不確実性を克服し、自動車、コンピューティング、インテリジェントエッジといった新しい市場に進出するために、コンカレントプランニング(同時並列計画)がいかに必要であるかということについてお話しします。
本セッションでは、想定外の事態にも対応可能なサプライチェーン計画の策定方法のヒント、さらに高度な分析を飛躍的に進歩させるコントロールタワー、ヒューリスティック、最適化プランニングについて紹介します。あらゆる変動に対し需給のバランスを調整するシミュレーションや、地域/組織横断的に同時並行して計画を策定するコラボレーション手法とソリューションコンセプトについて解説し、迅速な意思決定と企業のオペレーションパフォーマンスの向上に貢献するKinaxis RapidResponse®を用いたデモもおこないます。
近年、顧客ニーズの多様化に加え、パンデミック・半導体不足・物流費高騰など経営を脅かす環境変化が相次ぐ中、それらの変化に追従できるSCMの構築が求められています。デロイトトーマツグループは長年に亘り日本の製造業のSCM改革をご支援して参りましたが、それらの実績を踏まえ、Kinaxis RepidResponse®が変化に素早く対応できるSCMソリューションとしてどのような貢献を果たしてきたかについてお話しします。
NPO法人 CIO Lounge
理事長
矢島 孝應 氏
1979年松下電器産業株式会社(現パナソニック株式会社)入社。三洋電機株式会社を経て2013年1月にヤンマー株式会社に入社。その間、アメリカ松下電器5年、松下電器系合弁会社取締役3年、三洋電機株式会社執行役員、関係会社社長3年を経験。ヤンマー株式会社入社後、執行役員ビジネスシステム部長就任。2018年6月に取締役CIO就任。2020年5月退任。現在 NPO法人 CIO Lounge 理事長。
クアルコム
グローバルサプライチェーン担当
シニア・バイスプレジデント
Brent Wilson 氏
Brent Wilson氏は、クアルコムのグローバルサプライチェーン担当シニア・バイス・プレジデントです。Wilson氏は、グローバルな需要予測、純供給量と生産能力の計算、およびさまざまなグローバルパートナーとの供給実行を管理しています。また、市場多様化戦略に沿ったサプライチェーン戦略を策定し、クラス最高の販売・業務計画プロセスを導入しています。
クアルコムに入社する前は、ON Semiconductor社のグローバル品質保証およびサプライチェーン・オペレーション担当シニア・バイス・プレジデントとして、クラス最高のサプライチェーン・ソフトウェアシステムへの移行を主導するとともに、10以上の買収を実行し、顧客サービスレベルを過去最高レベルにまで向上させた経験があります。それ以前は、ヨーロッパウェハファブオペレーション担当副社長やグローバル・オペレーショナル・エクセレンス担当ディレクターを務めていました。ON以前は、Belae Brands社およびMotorola社で重要な指導的役割を担っていました。
キナクシス・ジャパン株式会社
ビジネスコンサルティング ディレクター
杉山 勲
大手ITベンダーにて製造業のお客様を中心にERPシステムや生産管理システムの導入、コンサルティング業務経験を経て、キナクシスに入社。現在、ビジネスコンサルタント部門の日本のチームリードとして、大手自動車、家電、製薬など幅広い分野でRapidResponse®によるサプライチェーンの高度化提案に従事。
デロイト トーマツ コンサルティング合同会社
Supply Chain & Network Operationsユニット
シニアマネージャー
遠藤 政典 氏
大手日系メーカーを経て現職。製造業のグローバルS&OP改革を中心としたオペレーション変革コンサルティングを、国内/海外にて多数経験。業務/ITシステムの両面で、構想・設計・導入・定着化を手掛けている。
キナクシス・ジャパン株式会社
日本法人社長
金子 敏也
2010年10月に日本法人代表取締役社長としてキナクシスに入社。20年以上に及ぶエンタープライズソフトウエアのビジネスに携わる。現在キナクシス・ジャパンの販売戦略全般を担当し、キナクシスの日本国内ビジネスの確立に向けて全力で対応。
キナクシスに入社する前はSAPジャパンにてハイテク製造担当バイスプレジデント、またサプライチェーンソリューションの先進プロバイダであったi2 Technologies社ではマネージングダイレクターを、さらにそれ以前には設計CADシステムにおいて革新的なテクノロジを保有するParametric Technology社の日本法人でジェネラルマネージャを歴任するなど、製造業をベースとして多くのエンタープライズソフトウエアのビジネスで成功を収める。
目標は日本国内でのパートナー協業を軸として顧客に付加価値を提供することであり、日本法人およびグローバルのスタッフと共に付加価値の最大化に尽力している。
※講演内容や配信時間につきましては予告なく変更になる可能性がございますので、予めご了承下さい。
開催日の前日までに、ご登録頂いたメールアドレス宛に「視聴に関するご案内」をお送りします。
ご自身のPC・スマートフォンなどから視聴が可能か下記デモサイトよりご確認のうえ、お申込みください。
ご視聴環境については、こちらからご確認ください。
*なお、録画・録音・撮影についてはお断りさせていただきます。