COVID-19の影響で人々の購買行動やコミュニケーションの方法がこれまでにないスピードで変化したことをきっかけに、消費財製造業や小売・流通業はビジネスモデルの転換期を迎えました。各企業が改革を迫られるなか共通している課題はデジタルトランスフォーメーション(DX)です。これまで日本企業はデジタル化への対応の弱さが指摘されていましたが、思い切った変革ができる企業は多くありませんでした。しかし近年の急激な環境の変化によって各社生き残りを掛け、デジタル化の実現に舵を切り始めています。今回のセミナーでは消費財製造業や小売・流通業のデジタル化実現を後押しすべく、業界固有の課題に対して、どの様な解決方法を用いて状況を打破すべきか説明します。
経営者、経営層、消費財製造業・流通小売業の経営企画、事業企画の責任者・担当者の方、デジタル化推進、サプライチェーン関連の部署の方など
※本セミナーは視聴対象者を限定しており、法人様向けとなります。個人の方、視聴対象者以外の方や競合の方などのお申込みはご遠慮いただいております。
この数年で国内の物流コストは急激に上昇しました。このような状況下においてトレンドを抑えた物流競争力を確保することは企業戦略の要となるでしょう。具体的にはデジタル技術をフル活用し、物流を含めてサプライチェーンの究極の効率化を実現する必要があります。本セッションでは国内の物流環境の変遷をご解説すると共に、今後の企業が取るべき戦略をご紹介します。
デジタルを使いこなす新たな消費者や、COVID19の蔓延により、消費財製造業を取り巻く環境は大きく変化してきました。このような環境下で各企業は、企業価値を高め、成長を続けるため、DXへの取組を本格化しています。「消費者」「従業員」「オペレーション」「イノベーション」をテーマにDXを支援するマイクロソフトの取組と事例をご紹介致します。
本対談ではDX化を加速させている資生堂のデジタルIT戦略の概要をご紹介するとともに、戦略をバックアップする日本マイクロソフトとの協業取り組みにフォーカスする。資生堂がデジタル化を進めるうえで「今まさに直面している課題」、「今後見据える未来」を読み解くとともに「経営におけるデジタルIT戦略の位置づけ」について詳しく深掘りしながら、消費財製造業におけるDX成功への道筋を解き明かす。
COVID-19での結果これまでになくデジタルの利用が増えました。これまでフィジカルでの購買をしていることが多かった消費財においてはデジタルの利用が非常に高まりました。今後、企業がコミュニケーションをしていく中において、消費財などにおいてもデジタルの活用が不可欠になってきています。今回はグローバルの活用例にも触れながら、新たなコミュニケーションや顧客体験について次世代の顧客体験プラットフォームであるAdobe Experience Platformを活用についてご紹介させて頂きます。
コロナという未曽有の時代で消費者の価値観、購入行動が多様化し大きく変わってきている中で、今後はこの多様化や変化する顧客のニーズをいかに迅速に把握し、商品・サービスの向上につなげることが重要なポイントとなっています。それと同時に企業は食品ロスを含む廃棄物を削減するサステナブルな取り組みを行う必要にもせまられています。
そのためには顧客需要、企業間を跨いだ連携の可視化・強化、情報の分析をし、それに基づいた意思決定や経営判断を行う必要があります。これら全体を最新技術を用いたo9 solutionのPlatformでサプライチェーン全体を見直し、在庫削減、売上拡大につなげた顧客事例とそのソリューション内容をご紹介致します。
米ウォルマートやクロガーなど、大手小売業がオンライン・オフラインのユーザータッチポイントをメディア化し、購買データをもとに広告配信が可能な小売プラットフォーマーが台頭しています。日本でもこの流れは始まっており、これによってブランドメーカーのデジタル戦略も変革し、ポストCookieを見越したブランドメーカーによるリテールメディア活用や、新たなオフラインのタッチポイントを元にD2Cに活用する事例をお話させて頂きます。
日本マイクロソフト株式会社
執行役員 常務
エンタープライズサービス事業本部長
五十嵐 毅 氏
1996 年 日本ヒューレット・パッカード株式会社入社。2006年以降、同社 米国駐在 現地日系企業担当 Americas Regional General Manager、エンタープライズ営業部門 製造業担当 営業本部長を、2017年には同社 ハイブリッド IT 事業統括 執行役員などを歴任。2020年8月より日本マイクロソフト株式会社に入社、2021年10月1日 エンタープライズサービス事業本部長 執行役員 常務 に就任。小売・消費財製造業、金融業、通信業などをはじめ、エンタープライズを中心とする業種・業界別のビジネスを統括、推進。「お客様のビジネスに寄り添うマイクロソフト」を目指す。
経済産業省
商務情報政策局消費・流通政策
課長
中野 剛志 氏
1971年、神奈川県生まれ。元・京都大学工学研究科大学院准教授。専門は政治経済思想。1996年、東京大学教養学部(国際関係論)卒業後、通商産業省(現・経済産業省)に入省。2000年よりエディンバラ大学大学院に留学し、政治思想を専攻。2001年に同大学院より優等修士号、2005年に博士号を取得。2003年、論文‘Theorising Economic Nationalism’ (Nations and Nationalism)でNations and Nationalism Prizeを受賞。主な著書に山本七平賞奨励賞を受賞した『日本思想史新論』(ちくま新書)、『TPP亡国論』(集英社新書)、『富国と強兵』(東洋経済新報社)などがある。
日本マイクロソフト株式会社
エンタープライズ事業本部
流通サービス営業統括本部
担当部長
藤井 創一 氏
国内流通業向けSI営業及びプロマネを経て、2001年日本マイクロソフト入社。リテイルインダストリーマネージャーとして同社流通業(小売・卸・消費財製造業)向け戦略策定と市場開拓を担当、同業界向けソリューション開発及び販売・マーケティング施策活動全般に従事。また同社業界貢献活動として、2001年より流通業IT国際標準仕様の策定団体“OPOS/.NET流通システム協議会”の代表幹事、日本小売業協会CIO研究会、日本オムニチャネル協会など多数の流通業団体活動に従事。
株式会社 資生堂
エグゼクティブオフィサー
チーフインフォメーションテクノロジーオフィサー
高野 篤典 氏
1997年デルに入社、2008年IT部門地域責任者に就任、2010年コーチ・ジャパン、2014年ベネッセホールディングスCITOなど外資・日系企業のIT部門トップを経験し、2019年4月資生堂入社。2020年1月 エグゼクティブオフィサー CITO、2021年7月より資生堂インタラクティブビューティー代表取締役を兼任。
日本マイクロソフト株式会社
エンタープライズサービス事業本部
流通サービス営業統括本部長
業務執行役員
山根 伸行 氏
2004年に日本IBMに入社。一貫してエンタープライズ営業として通信業界、運輸業界の大手法人担当営業を従事。2012年に日本マイクロソフトに入社。流通サービス営業統括本部にて総合商社、小売、消費財メーカー業界の大手法人担当営業を歴任し、2018年より流通サービス営業統括本部 第一営業本部長、2020年より流通サービス営業統括本部長として流通サービス業界の全体のデジタルトランスフォーメーション支援に従事。
アドビ株式会社
DX ソリューションコンサルティング本部
マネージャー 兼 プロダクトエバンジェリスト
安西 敬介 氏
2001年より国内大手航空会社にてWeb解析やデジタルマーケティングを担当後、2008年にオムニチュア株式会社へ入社。2009年の買収によりアドビシステムズ株式会社へ。エンドユーザーとしての経験を活かし、解析・パーソナライゼーション・デジタルCoEなどのコンサルティングを実施。2017年3月より製品エバンジェリストとして従事。
株式会社アドインテ
取締役副社長兼COO
稲森 学 氏
通信会社で営業として働き20歳で起業。24歳で自身の会社の株式を売却し、株式会社イーファクター(現メタップス)大阪支社立ち上げに従事。その後、2度目の起業で、SNSに特化したマーケティング会社を設立。2016年に株式会社アドインテと合併し副社長に就任。アドインテでは、DX推進事業部とセールス部門を統括。その他、資金調達や新規サービス立ち上げ、アライアンス業務など幅広く担当。
o9 solutions Japan株式会社
Sales Director
小山 英之 氏
マニュジスティックス、JDA、SAP在籍時よりSCMを20年以上に渡り製造業のSCM改革を関わってきました。特に消費財・小売業界には知見も深くo9 solutions JapanにてIndustry Executiveとしても活躍しています。
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