2019年も引き続き、金融業界ではAI、RPA、ブロックチェーンなどのデジタルテクノロジーへの関心は高く、それらの技術を活用した新サービスが続々と登場しています。昨年のIT見本市「CEATEC(シーテック)」では大手メガバンクも出展し、既存のビジネスモデルからの転換を図るため、異業種との連携、非金融企業からのニーズをくみ取ることにより、顧客接点の拡大を模索する動きも加速しています。
金融機関にとって今後の競争力の源泉となる「デジタルバンク」へのチャレンジは、避けては通れない道となっています。
そこで本開催で3回目となるカンファレンス「Finance×Digital SHIFT」では、金融機関における「顧客本位」のサービス価値創造をテーマに、既存サービスの変化・進化、新規サービスの創出、ならびに効率化・高度化による生産性の向上、データ活用による新たな価値の可能性について、具体的かつ実践的なアプローチで考察をします。人口減少と高齢化、激化する顧客獲得競争に立ち向かい、逆境でもしっかりと利益を生みだせる仕組みをどのように構築すればよいのか、顧客本位のサービス・価値創造、変革を支えるプロフェッショナルの視点から最適解を探ります。
〇注目の金融サービス
・顧客体験 ・AI ・モバイルバンク ・RPA/OCR ・API連携 ・ブロックチェーン など
日 時 | 3月5日(火)13:30~17:30(受付開始 12:45) |
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会 場 | 虎ノ門ヒルズフォーラム 東京都港区虎ノ門1-23-3(地図) |
定 員 | 200名 |
参加費 | 無料(事前登録制) |
対 象 |
金融機関にお勤めの、デジタル企画部門、Fintech推進部門、経営企画部門、マーケティング部門、イノベーション推進部門などのLOBおよびシステム部 部課長クラスの方々 ※金融機関以外のお客様からのお申し込みにつきましては、ご参加をお断りする場合がございます。また、お申込者多数の場合には抽選を実施する場合がございますのであらかじめご了承ください。 |
新規参入や目まぐるしく変化する顧客ニーズや規制環境の中、金融業界の未来は明るいでしょうか?私たちはそうなると考えています。それは「バンキングのDNAを組み替える」ことによって創り出す必要があるだけです。スタンダードチャータードは150年以上、世界で最もダイナミックな市場を含む60以上のマーケットで個人ならびに法人のお客様へ金融サービスを提供しています。アレックス・マンソンは当行グループのイノベーション、フィンテック投資・ベンチャーユニットを取りまとめるSCベンチャーズの責任者として、現在と将来の顧客ニーズに対する当行のアプローチやバンキング全体としての新しい考え方について御紹介します。
スタンダードチャータード・グループ
SCベンチャーズ 責任者
アレックス・マンソン 氏
スタンダードチャータード・グループ(「グループ」)が2018年3月に新設した事業部門「SCベンチャーズ」の責任者。当部門ではグループのイノベーションを主導し、フィンテック企業に投資し、新しいビジネスモデルの試行と実践に取り組む。2012年にホールセールバンキング・地域部門のグループ責任者としてグループに入行後、トランザクション部門のグローバル責任者を務めグループの中核的プロセス及び顧客へのアプローチにおけるイノベーションを推進。チューリッヒ工科大学でエンジニアリングの学士号、INSEADでMBAを取得。
金融ビジネスのデジタル・トランスフォーメーションが始まっています。当社が発表した「次世代金融サービスアーキテクチャー」を軸に、DXへの取り組み先進事例と今後求められるアクションを考察いたします。
日本アイ・ビー・エム株式会社
グローバル・ビジネス・サービス事業本部
金融コンサルティング統括 パートナー
林 智洋
慶応義塾大学卒。テキサス大学オースチン校経営学修士。国内大手SIベンダー、外資系コンサルティングファームを経て、2007年に日本IBMに入社。その後、リスク管理、コンプライアンス、フィナンシャルマーケッツ、データマネジメント、先進テクノロジー活用など多岐にわたるテーマのコンサルティングに従事し、現在は銀行・証券・保険業界向けコンサルティングチームのリーダーを務める。
「私たちは‘みんなと暮らすマチ’を幸せにします。」
ローソングループの理念を実現する、コンビニ・バンキングを作りあげるため、私たちは銀行を設立しました。ATM事業を主力事業とする私たちは、既に開業以前より始まっている環境の劇的な変化を機会と捉え、お客さま本位の新たなる価値、サービスの創造に向けて動きだしました。本講では、ATM事業の土台を新たなサービスの土台へとシフトする、私たちの挑戦をご紹介します。
株式会社ローソン銀行
代表取締役社長
山下 雅史 氏
1983年東京大学法学部卒業、日本長期信用銀行(現新生銀行)入行。執行役員総合企画部長、個人部門常務執行役員部門長、グループ組織戦略総括常務執行役員などを経て、2016年11月にローソンバンク設立準備(現ローソン銀行)代表取締役社長に就任。
ITの普及で金融業界を取り巻く環境が大きく変わる中、銀行の役割について、また、金融業界のイノベーションに取り組む〈みずほ〉が、企業や業界の枠組みを超えた次世代ビジネスモデルと具体的な事例についてご紹介いたします。
株式会社みずほフィナンシャルグループ
専務執行役員 CDIO 兼 株式会社Blue Lab 代表取締役社長
山田 大介 氏
1984年東京大学経済学部卒業。みずほコーポレート銀行(現みずほ銀行)産業調査部長、同行常務執行役員(営業担当)、みずほフィナンシャルグループ常務執行役員 大企業法人ユニット長、デジタルイノベーション担当役員を経て、2018年4月より現職。同グループの今後のFinTech戦略を管掌。
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