地球温暖化対策について2020年10月の日本政府によるカーボンニュートラル宣言をきっかけにその必要性を多くの日本企業が知ることになりましたが、世界的な動きに比べて大幅な遅れをとっています。さらに社会要請から始まる今後の企業経営スタイルとなるESG経営も確実に浸透しつつあるもののESG経営の本質とは大きな認識的壁がある企業も多いのも事実です。昨今のESGに関する世界トレンドとしてグローバルレベルでの規制強化とともに、環境を配慮した循環型製造技術、ゼロエミッションへの取り組み、サプライチェーンマネジメントの徹底や品質管理の高度化などが一層求められ、すべての活動はCO2排出ゼロ、格差ゼロの世界と向かっていきます。企業の健全かつ持続的な成長、およびその管理監督責任は、ESG投資の観点からも重要視され、もはや企業側は経営の必須有の課題となっています。

今回、東洋経済新報社では日本企業が足元の活動としてCSRの観点での取り組みではなく、5年、10年先を見据えた企業の成長のためにESG経営の本質を踏まえた取り組み方について考える場としてESG経営フォーラム2022を開催いたします。

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〈 開催概要 〉

開催日程

2022年 10月 18(火)14:00~16:15

開催形式

オンライン配信

参加費

無料(事前登録制)

定 員

 500名

視聴対象者

日本の中心となる製造業、中小企業の経営者、及び企業改革担当者

※本フォーラムは視聴対象者を限定しております。対象外の方のご参加はお断りさせていただく場合がございますので

 予めご了承ください。視聴対象者以外の方、協賛企業と競合の方の視聴はご遠慮いただいております。

〈主催〉

〈協賛〉

PROGRAM
※講演内容につきましては予告なく変更になる可能性がございますので、予めご了承下さい。
開催日の前日までにご登録頂いたメールアドレス宛「視聴に関するご案内をお送りします。
*なお、録画・録音・撮影についてはお断りさせていただきます。

お問い合わせ

東洋経済新報社 セミナー事業部

corporate@toyokeizai.co.jp

気候変動と企業の役割

2050年カーボンニュートラル実現に向けて企業による脱炭素取り組みの要請が急速に高まっています。気候変動をめぐる国内外の情勢企業をとりまく環境の変化をふまえいま企業が脱炭素に向けて果たすことのできる役割について明らかにします。脱炭素社会の実現を目指す企業による具体的な取り組み事例として日本気候リーダーズ・パートナーシッ(JCLPの活動内容をご紹介します。

公益財団法人 地球環境戦略研究機関

ビジネスタスクフォース(JCLP事務局) プログラムマネージャー

松本 薫子 

基調講演(30分)

~地域企業のサステナビリティ経営をサポート~

滋賀銀行の伴走支援の取り組み

滋賀銀行では2017年に地方銀行で初めてSDGs宣言を行い、2020年にはサステナビリティ・リンク・ローンを商品化するなど、ESGの取り組みを進めてまいりました。特に、大企業が先行するESGファイナンスの分野で、中堅・中小企業に目線を合わせたサービスを展開しています。SDGsコンサルティングや私募型グリーンボンドなど、地域金融機関ならではのESGファイナンスを活用した伴走支援の取り組みについてご説明します。

株式会社滋賀銀行

総合企画部 サステナブル戦略室 サステナブル推進グループ長

山本 卓也 

特別講演1(20分)

三菱ケミカルグループのグリーントランスフォーメーション

私たち三菱ケミカルグループは、KAITEKI(人、社会、そして地球の心地よさがずっと続いていくこと)の実現をビジョンに掲げ、持続可能な社会に求められる企業となるべくグリーントランスフォーメーションに取り組んでいます。カーボンニュートラルに向けた、弊社の取り組みや課題をご紹介し、ご出席の皆様との意見交換を通じて、新しい循環型ビジネス創出の契機としたいと考えています。皆様との本音の議論を楽しみにしております。

三菱ケミカル株式会社

グリーントランスフォーメーション推進本部 本部長

馬渡 謙一郎 

特別講演2(20分)

印刷会社におけるサステナビリティの取り組みについて

主に弊社印刷工場(印刷機や刷版現像等)の製造工程毎の環境負荷低減・省電力推進や資源効率性の向上について実例を元に、弊社のサステナビリティの取り組みを紹介します。また、日本政府が掲げる2030年CO2排出量46%削減(2013年比)に対して、弊社工場のCO2排出量現状を示ししながら、最後に、経営視点でサステナビリティをどのように捉え、事業を転換してきたかについても説明します。

錦明印刷株式会社 代表取締役社長

塚田 司郎 

特別講演3(20分)

[モデレーター]

株式会社日本HP

経営企画本部 部長

甲斐 博一

株式会社滋賀銀行

総合企画部

サステナブル戦略室

サステナブル推進グループ長

山本 卓也

三菱ケミカル株式会社

グリーントランス

フォーメーション推進本部

本部長

馬渡 謙一郎

錦明印刷株式会社

代表取締役社長

塚田 司郎

パネルディスカッション(30分〜40分)