ビジネスのデジタル化と激動する社会、経済、市場環境は、既存の多くのビジネスモデルに機会と脅威をもたらしています。企業が生き残り、反映してくためには、組織はますます機敏にならなければなりません。
企業が迅速にかつ絶えず変革し、新しい戦略の実行するためには、十分な情報に基づいた意思決定を行う必要があります。
パフォーマンスをすばやく管理し、何が機能していて何が機能していないかを常にモニターし、収益や機会が最適な場所にリソースを再展開することが求められます。
デジタル化はすでにビジネス、仕事の質を変えており、それは今後も継続するでしょう。経営者のマネジメントスタイルに変化をもたらし、そして経営者を支える経営企画、経理・財務部門などのファイナンス組織も例外ではありません。デジタルテクノロジーを活用し、適応、変化していくために求められるものは何かを考察します。
日 時 | 11月22日(金)14:00~17:00(受付 13:30〜) |
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会 場 | ベルサール神保町アネックス 東京都千代田区神田神保町2-36-1 住友不動産千代田ファーストウイング 1F(地図) |
定 員 | 200名 |
参加費 | 無料(事前登録制) |
対 象 |
CFOおよび経営企画・事業企画・経理・財務部門幹部など |
共 催 | 東洋経済新報社 日本オラクル株式会社 |
今、日本では計画策定・予算編成や統合計画業務などのツール導入による経営管理業務のExcelからの脱却が注目され、さらには2000年台初めに紹介・導入されたEPM:Enterprise Performance Managementについて、現代のニーズに合わせ再構成する動きがあります。AICPA、CIMAとOracleの共同レポートで公表された“Agile Finance”のコンセプトからEPMの現代的な形および日本での導入を考察します。
AICPA : American Institute of Certified Public Accountants(米国公認会計士協会)/CIMA : Chartered Institute of Management Accountants(英国勅許管理会計士)
日本CFO協会主任研究委員 デジタルテクノロジー部会幹事
株式会社アカウンティング アドバイザリー マネージングディレクター 公認会計士
櫻田 修一 氏
1985年にアーサーアンダーセン入所、監査部門での8年間の監査業務を経て、同ビジネスコンサルティング部門に転籍。経営管理、会計分野を中心とした、経営・業務改革コンサルティングおよびERPシステム導入コンサルティングを手がける。現在はIFRS財務諸表作成・導入コンサルティング、経営管理・ERP・連結/単体会計システム導入など会計関連プロジェクト実行支援サービスを提供している。
脱Excelから全社予算・計画業務の統合による効率化、さらには連結、グループ経営管理の高度化までのアプローチ。AI、RPA、BlockChainなどの先進技術を活用した次世代経営管理業務のビジョン。アジャイル・ファイナンスの具体的な実践をサポートするツール群として、国内外で圧倒的な実績、シェアNo1.を誇るOracle EPM Cloudのご紹介を事例を交えてご紹介させていただきます。
日本オラクル株式会社
クラウドアプリケーション事業統括 ERP/EPMソリューション部 部長
久保 誠一 氏
日本オラクル入社後、コンサルティング部門においてERP導入プロジェクトに多数関与。2008年よりEPM/BIのソリューション部門の責任者として、お客様の連結決算、予算管理、管理会計、BI領域の課題解決に従事。2015年より経営管理(EPM)クラウド、特に予算管理クラウド(PBCS)の立ち上げをリード。2017年よりERP含めたソリューション部門を牽引し現在に至る。
15:35~15:45 ▶ 休憩
グループ経営管理業務では当たり前と考えられてきた業務が大きく転換する時代となりました。事業規模拡大に必要な業務の俊敏性をどのように実現し経営陣に届け続ける、そのための経理・財務の変革に適用するシステムの導入にむけて、その手法やよくある課題、不安や懸念への対応などプロジェクトに密着した現役のコンサルタントがお話しします。
日本オラクル株式会社
コンサルティングサービス事業統括/EPMクラウドコンサルティング部/ソリューションリーダー
早川 哲矢 氏
大手国産連結パッケージベンダー、国内大手コンサルティング会社にて、数百社を超える連結システムの導入・保守業務、連結経営管理領域の業務面・システム面でのコンサルティング業務を経験。日本オラクルに入社後、コンサルティング部門にてEPM Cloud製品の導入コンサルティング業務に従事しつつ、FCCS(Oracle Financial and Close Cloud Service)の制管連結対応ソリューションテンプレートの開発リーダーを兼任。連結経営管理業務の現場を熟知したコンサルタント。
グローバル展開する日本企業に多くみられる現象として、国内又は本社単体では精緻な管理会計や予算管理が実現していても、話がグローバルで連結となると全く整備が進んでいないという現状がございます。グローバル連結経営管理の高度化を進める際、「どのような壁が存在し、それをどう突破していくのか」、「本社としてどのような実現イメージを持って、何を為すべきなのか」について、弊社のプロジェクトの現場から得られた実践上のヒントについて解説します。
アットストリームコンサルティング株式会社
代表取締役
安達 悟志 氏
IBM、Arthur Andersen、BearingPoint(現:PwC)を経て、(株)アットストリームに共同経営者として参画。現在、同社顧問兼アットストリームコンサルティング株式会社の代表取締役/シニアマネージングディレクター。
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